スウィッチェル❤️
だいぶ涼しく、過ごしやすくなりましたね。
猛暑日が続いたこの夏、エネルギードリンク、スウィッチェルを水分補給の一つとして取り入れてみました😊
Brown Sugar 1st.で見つけたスウィッチェル。
リンゴ酢のヘルシードリンク❤️
スウィッチェルとは、有機アップルサイダービネガー(無濾過リンゴ酢)を使った身体に優しい飲み物です。
アップルサイダービネガー、生姜汁、レモン果汁、そして天然甘味料を、炭酸水でわったものがベースとなります。旬のフルーツや好みのスパイスなどを追加して、自分好みにカスタマイズできます。
甘味料は、メイプル、アガベ、ハチミツなど好きなものを使って。
旬のフルーツをプラスしても楽しいですよね。
Brown Sugar 1st.のこだわり❤️
私が買ったスウィッチェルには、厳選された材料が使用されていました。
⚫︎有機アップルサイダービネガー
有機りんごのストレート果汁から醸造した無濾過りんご酢
⚫︎有機ココナッツネクター
ココナッツの花の木の根元から採集した天然の低GIシロップ
⚫︎有機レモン果汁
イタリア・シチリア産の100%ストレート果汁
⚫︎有機生姜
高知県・四万十町産の生姜をじっくり煮て抽出した煮汁
お酢のダイエット&美肌効果❤️
⚫︎ダイエット効果
・エネルギー代謝の促進
・必要以上な栄養成分の吸収を抑制
⚫︎美肌効果
・ビタミンCの破壊酵素の働きを調整
・血行促進、新陳代謝をあげることによる肌色アップ、くすみ解消
こういったお酢の嬉しい効果に、スウィッチェルに含まれるレモンや生姜の栄養成分が加わり、相乗効果がうまれます。
うれしい4つのポイント❤️
⚫︎無濾過の有機アップルサイダービネガーの凝縮された、酵母・酵素・ビタミン・ミネラルによる健康効果
⚫︎アップルサイダービネガーの酢酸による疲労回復効果
⚫︎レモン・生姜果汁のビタミンC・クエン酸による美肌効果
⚫︎生姜のジンゲロールによる新陳代謝UP作用
※ジンゲロール: ギンゲロールとも言われる生姜の辛み成分のこと
手作りスウィッチェルにも挑戦してみました😊
2杯分(400cc)
アップルサイダービネガー (またはリンゴ酢) 大さじ1
メイプルシロップ(またはハチミツ) 大さじ1
おろし生姜 小さじ1
レモン果汁 小さじ1
炭酸水 400cc
レモン(スライス) 数枚
ミント 適量
①蓋付のビンやジャーに、アップルサイダービネガー、おろし生姜、メイプルシロップ、レモン汁を入れてよくかき混ぜる。
②①に炭酸水を注いで、ミントとスライスしたレモンを入れて出来上がり。
少し涼しい季節になったら、シナモンなどをプラスした暖かいスウィッチェルに挑戦してみたいと思っています😊
置き換える知恵と工夫「スパイス活用術~シナモン~」
はじめに
「Phyto(植物) therapie(療法)」の3つ手段。それは、「香る(芳香浴)」「塗る(けい皮吸収)」「飲む・食べる(経口摂取) 」です。どれも、日常の行動の一部であり、フィトテラピーは特別なものではなく、生活の中に溶け込んでいるものだと考えています。その中でも、「飲む・食べる」ことは、毎日私たちが楽しみ繰り返す生きるための習慣です。日に数回いただくお食事や間食に、いただくものやいただき方をちょっと工夫をすることで、日頃の不調の解消ができるとしたら 毎日が薔薇色になるのだ!!・・・は、言い過ぎとしても、不調の連鎖をどこかで断ち切ることができれば、QOL(生活の質)は、明らかに向上します。そんな気持ちもあり、私のカウンセリングセミナーでは、「置き換える知恵と工夫」を提案していくことにしています。
習慣をガラっと変えることは難しいけれど、毎日食べることだから、
・飲むものや調味料を変える
・薬や基礎化粧品を変える
・睡眠の質や心の持ち方を変える
このあたりが、比較的習慣にしやすいのではと思い、実践あるのみのフィトテラピー実践講座講座を開催しています。「飲むものや調味料を変える」ということの中で、スパイスに関心があるが、なかなかうまく活用できないという方も多いのではないでしょうか?そんなこんなで、第二回目のスパイス活用術のレッスン、今回は、スパイス調合家・料理家の先生、スパイス活用のプロとコラボして講座をいたしました。
先生とご相談しはじめたのが、昨年末。年明け早々にお会いして具体的な準備に取りかかりました。今年は、「植物をひとつひとつ丁寧にお伝えしていきたい。」それが、2017年の年頭に掲げたテーマです。実践するお客様の立場に立って考えると、その方が、的が絞れて楽しく、習慣化しやすいのではないか?と。
ご相談を繰り返し、新刊本のテーマである「シナモン」に決定しました。お互いの予定を調整した結果、時期も、少し、肌寒くなる9月になり、タイミングとしてとてもよかったと思います。
血液の量の問題と血液の流れに効果が期待できる「シナモン」
肉桂・桂皮とも呼ばれ、漢方に用いられたり、スパイスやお菓子作り、アロマオイルにもよく使われています。
薬用として、シナモンには消化促進作用、抗菌作用、発汗作用、健胃作用、血行を改善して冷え性や肩こりを解消する効果があります。また、血糖値や中性脂肪・コレステロール値低下など、新たな作用が注目されています。
栄養素は、ミネラルが豊富に含まれており、特にカルシウム、鉄分、マンガンが多い食品のため女性に最適です。加えて、第七の栄養素と言われる「ファイトケミカル(植物由来の化学成分)」の一種である「シンナムアルデヒド(桂皮アルデヒド)」が含まれ、毛細血管の老化防止への効果があります。毛細血管の減少によるしみ、シワ、たるみの解消という女性にはうれしい効果が期待されているスパイスです。冷えを克服すれば、いろんな不調は改善の方向へと向かうとわたくしは考えています。その点からも、シナモンは、活用すべきスパイスのひとつだと思います。
東洋医学的に言うところの、血液の量の問題(血虚)と血液の流れの問題(瘀血)の改善に、効果が期待できますね。
シナモンの種類・産地で分かれる「セイロン」と「カシア」
シナモンの原料植物には、大きく分けると「セイロンシナモン」と「カシア」という2種類があるということは、あまり知られていないのではないでしょうか。
シナモンといえばその香りが特徴的ですが、セイロンシナモン、カシアのどちらとも樹皮が香辛料として利用され、セイロンシナモンの方が上品な香りで高級とされています。
アーユルヴェーダを学んだスリランカのキャンディの森で、沢山の植物に出会いました。ゴツゴーラ、ココナツ、カカオ、胡椒、うこん、トリファラの三果 アラル・ブッル・ネッリ、・・・そして、シナモンの木もありました。
そう、スリランカは、「セイロンシナモン」の産地だったのです。
アーユルヴェーダでは、口腔衛生にとても気を遣いますが、スリランカは、本当にスパイスが生活に根差していて、日常使いとして、歯磨き粉にスパイスが加えられていることも印象的でした。シナモンは、口腔衛生にも効果があるとされますが、これにもしっかりとシナモンも調合されています。歯磨きペーストは、こんなに黄色くて大丈夫だろうか? と思うほどの、ターメリック色。でも大丈夫、安心してください、黄色くはなりません(笑)。
また、スリランカ流の飲む風邪薬・サマハンにも、スパイスがいっぱい。(14種)
日本でいえば、市販されている「葛根湯」や「生姜湯」のように、スリランカ流のお湯にといていただくお薬です。
ちょっと注意したいこと
シナモンは、古くから香辛料としてさまざまな料理や菓子などに使われていますが、最近はサプリメントなど健康食品としての利用も見られます。
近年、シナモンの香りの成分の1つであるクマリンという物質を過剰に摂取することにより、肝障害が誘発されることがわかってきました。一般的な食生活の中で料理などに使われるシナモンの量は少ないため心配はいりませんが、通常の食品よりも成分を濃縮しているサプリメントなどの場合には、過剰に摂取する可能性があるので、注意が必要です。
(以下、東京都健康安全研究センター研究年報 第59号 別刷より抜粋です)
平成18年都民健康・栄養調査結果で、「香辛料・その他」の1日当たりの摂取量は0.3グラム、「菓子類」は28.4グラムであることから、一般的な食生活ではシナモンによる健康影響はないと考えられます。
サプリメントでは、すべての製品で表示されていた一日の摂取目安量は2カプセルであり、その範囲ではクマリンの耐容一日摂取量を超えませんでしたが、4~5カプセルを摂取すると耐容一日摂取量を超えてしまいます。ということからも、お食事でとり行けていくことが安全策だと思います。
事実、東京都では平成19年度に、市販されているシナモンスパイスやシナモンを含む食品のクマリン含有量について、実態調査の結果、平均値で、スパイスではクマリンをセイロンシナモンから13.7ppm、カシアから3257.5ppm検出しました。
(1ppmとは、1キログラムの食品から1ミリグラムのクマリンを検出すること)。
また、シナモンを含む菓子では19.7ppm、サプリメントでは2640.0ppmのクマリンを検出しました。スパイスのTDI※相当量はセイロンで平均360gカシアで平均1.5 g。これらのことから香辛料として通常の食事をする限りでは、TDIを超えることはないと考えられます。※1日の摂取量(TDI)
セイロンシナモンは優秀ですね。
調味料としての活用
みなさん口々におっしゃいましたが、鶏肉を煮込んでつくるタジン、味の深見が違いました。最近、大人気のアリッサ。随分前から、自己流でつくられていたという際物の方もお見えでしたが、手作りは私は初めてで、そのおいしさには、驚きました。
昨夜煮込んだカレーに、今夜は、アリッサを加えながらいただきました。
これはおいしい!! おいしくて、からだにもいいのですから、置き換えフィトテラピーの活用術としては、大成功です
シナモンは生薬
漢方薬にも調合されているのをご存知の方も少なくないと思うが、有名どころでは、以下ふたつです。
気楽に使える
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) これは、薬局でも購入できます。
スペシヤルな生薬
・十全大浦湯
四君子湯(人参、白朮、茯苓、甘草、)と、四物湯(当帰、芍薬、川芎、地黄)の合方である八珍湯に、さらに、桂皮、黄耆を、加えたなんと贅沢な「十味」の処方です。「四物湯(しもつとう)」は血虚を補い、血行を良くして血燥を潤し、心と肝の機能を盛んにします。「四君子湯(しくんしとう)」は気虚を補い、脾と胃の力をつけ、消化機能を亢進して、血を増やし肌肉を充実させます。「桂皮(シナモン)」は陽気を通じて血行を良くし四物湯・四君子湯の補う力をさらに高め、同時に表の寒を散じ、冷えを取り去ります。黄耆は体表部の気を補うと同時に、表を固めて止汗しその気を体外に泄らさず、余分な肌肉の水滞を尿として取り除きます。
ご説明すると長くなりますので、生薬についは、理論も含め、また別の機会に取り上げたいと思います。
最後に
9月になって、肌寒さも感じられるようになりました。お腹に手を当ててみてください。夏の暑さでこたえた身体。冷房で実は冷えているそんなこともあろうかと思います。ぜひ、負担にならない簡単な置き換えフィトテラピーで、健康な毎日を送っていただきますように。
最後に、10月・次回のフィトテラピー実践講座は、「季節のハーブのおたより講座」ラベンダー編とローズ編。いよいよ、南仏のお土産話しも加えた2本立てで開催です。ぜひ、いらしてくださいね。
kimikimiでした。
巡る!夏のヴァカンス♡
皆さま、こんにちは!Yuki☆です。
またまたご無沙汰しております・・・約3ヶ月ぶりの更新ですm(_ _)m
6月はブログメンバーのkimieさんとCottonsnowさんと
長野県のカミツレの里でのカミツレ収穫体験にご一緒させていただき、
アトリエ・フィトキュイジーヌでは「梅雨どきも、爽やかに!」をテーマに
デザートにはカミツレを使ったレシピも考えたりしました。
7月は、ロンドン在住のお友達を訪ね、その足で2人でパリ旅行へ。
ロンドンでお料理教室を開いている彼女とは、主に食探しの旅。
その中での、私なりのフィト”研修”旅行でもありました。
・・・いつものことながら、ヘヴィーなカラダ!を抱えてのことで、
常に自分自身や、身体の声と向き合いながら・・・の活動で、
ブログを書く余裕がまた無かったのも事実。
いずれ、カミツレ体験やロンドン&パリのことも
書いていこうと思っております(^^)🎶
アトリエでは、8月の半ばから、
「巡る!夏のヴァカンス♡」のテーマで運営しております。
初日には、このブログのメンバー、Kimieさん、Cottonsnowさん、
また同じくフィト仲間のNaokoさんが来てくださいました!
⇧7月のパリで仕入れてきた食材たちを使ってのお料理たちです。
⇧ウエルカムドリンクには、LOV ORGANICの
アロエベラジュースを加えた夏らしいドリンク。
⇧人参のフムス&野菜ステック、グルテンフリーのクラッカーを添えて。
Houmous aux carrottes avec crudité, galettes aux sarrasins.
フムスは、本来ひよこ豆のペースト・・・今回は人参で。
写真はないけど、クミンやタヒニ(白ごまペースト)などとミックスしてます。
⇧巡る!ブイヤベースとお手製アイオリ。
Bouillabaisse aux carthames pour la circulation sanguine et Aïoli maison.
⇧バゲットの代わりに、グルテンフリーのクラッカーの上に
アイオリを乗せ、スープに浸して・・・。
⇧巡る!の主役、日本が誇るフィト?紅花。
瘀血を解き、婦人科系や脳・心疾患系、打ち身や打撲にも有効。
サフランより性味が強いとか。
⇧タイムは、「スパイスの魔術師」オリヴィエ・ロランジェ氏の
パリのブティックに訪れた時仕入れたもの。
野生の手摘みのオーガニックのタオム1つとっても4種類あり、
そのうちの2種をセレクト。
タイム・リナロール(左)・・・スパイス、ラベンダーを思わせる香り。
野菜、ティザンヌ(Infusion)に。
タイム・ゲラニール(右)・・・柑橘系を思わせる香り。
魚介、甲殻類に。
⇧ご参加の皆さまに実際香りを嗅いでいただき、
お気に召された方を使う、という試み・・・。
⇧満場一致で、タイム・ゲラニオールに☆
⇧フランス人シェフから教わったレシピをアレンジ。
フィトテラピー的には、脂質は良質なものを・・・ということで。
亜麻仁オイルとパリで仕入れた南仏La Vallogne産のオリーブオイルを。
オメガ3、6を意識して・・・。
プロヴァンスでは、アイオリのコンクールが開かれるほど、
重要なのだとか。
なんと今回は、7月に南仏でKimieさんが手摘みされた
野生のラベンダーをいただくことができ、そちらを使ってのデザートも考案。
(去年、私も「ローズの旅」でご一緒させていただいた、
石田佳奈子んご主催のツアーのラベンダー編にご参加されたのです。 )
⇩Kimieさんの南仏の旅の記事はこちら。
⇧手前から、プロヴァンスの野生ラベンダー、
同じくプロヴァンスの枝付き野生ラベンダー、
アルプスの自生から栽培されるようになった野生ラベンダー。
特別ゲスト(笑)・・・奥のうさぎさんはお友達からいただいた
富良野のお土産のフアーム富田さんのラベンダーポプリ。
⇧梨のラベンダー風味。洋梨でもイケると思います!
Nashis (poires japonaises) à la lavande.
仕上げに、ラベンダーをスパイスのように振りかけて・・・。
南フランス、プロヴァンスの野生ラベンダー。
⇧食後には、野生ラベンダーのティザンヌを。
お湯に1枝入れるだけで、香りが立ちます。
こちらはアルプスの野生ラベンダー。
⇧お湯で浸出してみてびっくり!
もともと白っぽかったプロヴァンスの自生のラベンダー(右)が
濃くなり、アルプスの野生ラベンダーが、白っっぽくなってきました!
ホンモノの自生のラベンダーの力強さを感じました☆☆☆
一言で「ラベンダー」と言っても土地や環境が変われば全く違う、
ということを改めて実感させていただきました!
Kimieさんに、実際現地に行かれた生の声とともに、
野生ラベンダーのお話をしていただきました・・・感謝です(^^)。
また、Cottonsnowさん、Naokoさんから贈り物が!
⇧Cottonsnowさんからの差し入れ・・・ご自身でもがれた、
地元・世田谷産のぶどう・・・5種それぞれに味わいがあり美味!
Cottonsnowさん、ごちそうさまでした(^^)!
⇧この8月初回の数日前に、
シンクロ的にNaokoさんからいただいていた、
ハワイの素敵なラベンダーアールグレーティー☆
梨のデザートのヴァリエーション、ゼリーにも。
多めに作りすぎちゃった時にもオススメです!
⇧Naokoさんのラベンダーアールグレーティーとともに・・・。
至福の時♡
Naokoさん、ごちそうさまでした(^^)!
フィト仲間の皆さまとの楽しいひと時・・・♡
Kimieさん、Cottonsnowさん、Naokoさん、
ご参加本当にありがとうございましたm(_ _)m
各回とも、ご参加の皆さまの「巡る!」ご体感がすごいです☆
8月分「巡る!夏のヴァカンス♡」は残すところあと数回ですが・・・。
今までご参加いただいたすべての方に感謝です!
10月のテーマは、ガラっと変わって「残暑のアジアンビューティー♡」。
9月になったとはいえまだまだ暑いこの時期、
東南アジアや東アジアのフィトにクローズアップしながら、
美味しく楽しい時間を過ごせれば・・・と思っております🎶
西瓜 すいか❤️
この夏はすいかを沢山食べました😊
今年最初に口にした西瓜は、”すいか姫”(笑) 、金沢料理のお店で飲んだ”すいかソーダ”です。
詳しくはblog最後で。
夏になると無性に食べたくなるすいか。
最近では小玉なすいかも売られるようになり、買いやすくなりました😊
皮のふちまで果肉がビッシリ‼︎
ビヨンセも夢中⁈ すいかジュース❤️
昨年のことですが、コールドプレスジュース”WTRMLN WTR”の記事を見ました。”WTRMLN WTR”は、すいかの果肉と皮、そして少量のレモンだけを使用した低温圧縮ジュースです。すいかの栄養素である水分補給を助けるカリウム、血流アップに効果的なL-シトルリンというアミノ酸の一種、抗酸化力に優れたリコピンやビタミンCなどがあますことなく含まれるジュースです。
すいかが旬の時期は、贅沢ですがグリーンスムージーにも入れちゃいます。
すいかの他に梨や無花果を入れることで、優しいネクターのようなスムージーになります。
天然のスポーツドリンク❤️
90%以上が水分のすいかには、糖分・カリウム・カルシウム・マグネシウム等のミネラルが豊富に含まれています。微量の食塩を加えれば、スポーツドリンクと同じような効果が期待できるそうです。夏の水分補給にピッタリですね😊
旬の時期は、ジューススタンドにも”すいかジュース”が並びます。
すいかの栄養成分の中で、女性に嬉しい効果をピックアップしてみました。
リコピンでアンチエイジング❤️
トマトの1.4倍も含まれていると言われているリコピンは、動脈硬化やガンなどの原因になる活性酸素を抑制する働きがあります。
カリウムでむくみ防止❤️
体内の不要な塩分を排出する働きがあるカリウム。現代人は外食続きなど、自分でも気づかないうちに塩分は取りすぎてしまうもの。そんな体の塩分調整に役立ちます。
美肌効果のシスペイン❤️
シスペインは、体内に取り込んだビタミンCが壊れるのを防ぐ働きをし、紫外線で傷ついたお肌に有効に作用します。
マンノシターゼでダイエット❤️
糖質分解酵素のマイノシターゼは、ダイエットサプリとしても注目されている成分と言われています。
シトルリンでデトックス❤️
体内の老廃物や、有害物質などを体外に排出する利尿作用があり、デトックスにピッタリといわれるシトルリン。体内でNO(一酸化窒素)を生み出すことにゆる血管拡張、血流促進効果もあるそうです。
そんなシトルリンは、果肉より皮に多く含まれる成分です。そこで”皮の甘酢漬け”に挑戦してみました。
皮の白い部分を塩もみして水気を切り、甘酢であえてみました。アップルサイダービネガーとも好相性で、独特の食感が癖になりそうです。
アップルサイダービネガーについては次回のblog、「スウィッチェル❤️」をご参照ください。
大好きな黒七味を添えて😊
スイカソーダをいただいたレストランは、金沢の工芸品が販売されているお店の奥にありました。
”酒炭酸”も飲みやすく、テラスランチにピッタリです!
これから穏やかな気候の秋に向けて、お外ランチも素敵ですね❤️
mango from 徳之島
自分へのご褒美!mango😊
鹿児島から南へ約450km、奄美群島に属する島、徳之島からmangoが届きました‼︎
箱を開けると可愛いmangoが3つ。部屋中に香りが広がります。
そんな大好きなmango。実は私たち女性に嬉しい栄養素を一杯秘めています。
女性の強い味方❤️
⚫︎美肌効果
・βカロテン
βカロテンは、体内で必要な分だけビタミンAに変換され、皮膚の粘膜を保護し、肌荒れを予防する効果があります。
・ビタミンC
マンゴーに含まれるビタミンCは熱や水の影響がほとんどないため、効率的に栄養を摂取できます。ビタミンCは、シミやシワを予防し、コラーゲンの生成に関与しているといわれています。
⚫︎貧血の予防
・葉酸
ビタミンB群の一種で、「造血のビタミン」と呼ばれている葉酸。新しい赤血球を造る働きがあり、貧血の改善効果が期待されています。
⚫︎免疫力を高める
・βカロテン&ビタミンC
βカロテンとビタミンCには免疫力を高める作用があるため、風邪やインフルエンザの予防効果があります。
⚫︎生活習慣病の予防
・カリウム&ビタミンB6
カリウムには、高血圧の原因となるナトリウムの排泄を促す働きがあるため、高血圧の予防効果があるといわれています。また、ビタミンB6には血液をサラサラにする働きがあり、生活習慣病の予防効果が期待されます。
栄養価から楊貴妃も好んで食べたといわれる白キクラゲをプラスして”女子力UPデザート”にしてみました。香港で買ったスパイス、”五香粉”でアジアン風味に。
マカダミアナッツのパンに、mango、モッツァレラ、そしてミントをのせ、クミンを散らしてみました。
パイナップルココナッツタルトに添えて。
蒸し暑い夏のドリンク。凍らせたmango に炭酸水を注いで。
夏を乗り切りましょう😊
Provence-Alps-Cote d'Azur地域圏への旅
念願のワイルドラベンダーに会えました。
と、、書き始めて思い出すだけで、涙が出てきてしまいました。12年思い続けてやっとたどり着きました。フィトテラピストになるよりも前に、パリで1本の精油に出会ってから忘れることのなかったその香りです。
今は廃墟となってしまったお城のあったその場所は、思うよりも荒涼とした石灰質の岩山。乾ききったその土地で、毎年毎年誰に見られるでもなく咲く植物たちがそこにいました。帰国して2週間たちましたが、今も「あの場所にいられたことが奇跡」と胸がいっぱいです。
本当に貴重な「野生の真正ラベンダー」透明で甘くさわやかな香りに、絶対的信頼感。極端な話、上質なラベンダーとローズがあれば、大概の症状に対応できると私は考えています。女性の美肌の維持はもちろん内面をぐっと豊かにしてくれるローズと、年齢を問わない皮膚のトラブルの対応と時には心の高揚そして鎮静に優れるラベンダー。
昨年は、標高1600mに咲く奇跡のローズ、今年は、1600級高山に自生する野生ラベンダーとローヌ=アルプス地方標高1300m級高山の野生ラベンダーに出会い、深く知る旅にいくことができました。そもそも、こんなことが実現するなんて奇跡 ! ひとりの素晴らしい女性に出会わなければありえなかった奇跡なんです。出会ってからずっとずっとお世話になっている石田佳奈子さんと頼れる現地アテンダーのマエリアさんに心からありがとうをお伝えしたいと思います。
2年にわたるProvence-Alps-Cote d'Azur地域圏への自然療法を学ぶ旅は、それはそれは大きな感動とともに、植物療法への理解をさらに深めていく貴重な機会となりました。
まずは、いくつかのラベンダーの横顔を写真でご紹介しますね。香りがお届けできないのが残念です。それは、また、「季節のハーブのおたより講座」で、リアルな体験をお届けしたいと思います。
◇荒涼とした地に自生するワイルドラベンダーを収穫。この地域は、3ケ月も雨が降っていないそうで、今年はカラカラに乾いて白くなってしまっているラベンダーが多いとのこと。ひと株全体の花の部分を丸ごと刈り取ってあげると来年また綺麗な花を咲かせるそうです。
◇岩場なのがわかりますか?
◇幸せの絶頂 ほんとうに感動です。
◇滞在したアルプスのロッジ裏のラベンダー畑 夕暮れです。
◇朝です
◇アルプスの山の朝はさすがに寒かったです。朝のすんだ空気とさわやかなラベンダーの香りに包まれて幸せ。深呼吸。身体が浄化されていくようでした。
◇植物が共存しています
◇有名なラベンダー街道の畑 大量生産のラバンディンです。収穫はダイナミック!
◇採油量の多いのラバンディンの枝 3本に枝分かれが特徴。
◇日本にやってきた奇跡の精油の生産者のボイヤーさんです
◇日本にやってきた奇跡の精油の生産者のルソーさんの畑 奥様が案内をしてくださいました。これは、ラバンディン 石灰質の岩がゴロゴロした畑です。
◇これが、真正ラベンダー。きれいな黄色い色の蝶々も気持ちよさそうです。
◇ルソーさん登場!!
◇去年ワイルドローズの収穫でお世話になったクリスティーンさんとマルシェで再会。このように、生産者さんが直接売りに来ています。
フィトテラピーについて
後半は、せっかくなので、これを読んで下っている方へ、フィトテラピー=植物療法って何?ということに、触れてみたいと思います。
近代の薬の多くは、植物・動物・鉱物などに含まれる有効成分を抽出し、化学的に変化を加えたり、化学合成することによって現在まで創り続けられてきました。
よく知られている話では、
・ケシの実からがん患者の痛みの緩和に使用される「モルヒネ」。
・ヤナギの樹皮から解熱鎮痛剤成分の「アスピリン」。
・「抗マラリア薬のキニーネ」は、アンデスの高地に生えるキナの樹皮から。
有効成分を純粋な結晶として取り出すことができた近代薬学の幕開けから、多くの薬学者たちにより古来使われてきた薬草や有毒植物などから、有効成分を取り出す研究が脈々と続けられています。そしてそれらは、歴史をさかのぼれば、シンプルに植物そのものを活用して治療をしていたという事実にたどり着くのです。身近な植物を有効活用して、治療や治癒をしてきたわけですね。人間が自然と共存して恩恵をうける、それは、生活の知恵・工夫として、当たり前のことだったのだろうと思います。
南フランスの地を訪れると、写真でみていただいたラベンダーのように、力強く自生している植物たちと出会います。そして、そこに住む農家や専門家のみなさんの熟練の技で、基材がつくられています。いつ、どんな時期に、植物のどの部分を利用すればいいのか? それをどのように使えば有効なのかを熟知した上で、心をこめて、自然と寄り添いながらつくられるのです。
精油・蒸留水・チンキ・浸出油・ドライハーブ(ティザンヌ)・フレッシュハーブ
それをつかってつくられる植物成分のみの無添加の オイルカブセル・化粧品・石鹸・ミックススパイス・コーディアルや薬膳酒。そんなものが、すぐ選択できる環境にあること、特別なことではなく 生活に根ざしてきたそのことそのものが、自然療法フィトテラピー(植物療法)の原点なのだと思います。
◇ワイルドラベンダーのドライ 水蒸気蒸留法で精油と芳香蒸留水をつくります。
この精油のために、山を買ってしまったという石鹸の匠。
妻を愛するムシュの横顔もチラチラと。おふたりで山を歩く姿が素敵だなぁと妄想。
◇ワイルドラベンダーの精油 前述ルソーさんの銅釜で蒸溜された香り高き精油。
LAVANDE SAUVAGE=WILD LAVENDER
◇精油を使って作られた石鹸
◇オリーブオイルとワイルドラベンダーの精油でつくられたのボディソープ
奥様とふたりで、何年もかけて完成させてたという液体ソープ。あまりの使い心地の良さに、右の大きい方のボトルを購入。一緒に日本に連れて帰ってきました。
薬は製薬会社で作られそれを買うものと考えている多くの日本人とはまるで違う考え方やフランス人の生活環境に触れ、植物療法の取り入れ方も、さらに深く理解することができた旅となりました。
もちろん、私は薬を否定的には考えていません。むしろ、使わずしてどうするとさえ思います。が、忘れてはいけない大切なことがあります。それは、提供する側にも、受け入れる側にも一定のルールがあることです。
・全てのチョイスは自己責任だということ、
・副作用のない薬は存在しないということを理解して享受するのだということ
・薬はあくまでも点でしかない、身体全体ではなく、そしてさらには、万能薬はないということなど、
これらを理解して活用しないと不幸への扉を開くことになってしまいます。
そもそもは、そこに至るまでの、未病の段階での自己管理こそが大切だということを理解し、実践していくことが重要です。自分にしか分からない体調の変化。何が原因で不調を招いているのかを知っているのは、「わたし」だけなのですから。
未病の段階で毎日の生活に無理なく取り入れられるメンテナンス方法が、フィトテラピーです。専門知識を習得しお手伝いさせていただいているのが、わたしたち、植物療法士ということになるのでしょうか?
今回の旅の経験を生かして、皆様のお役にたてればと思います。
さて、未病の段階での植物の活用方法。実践的なセミナーを開催しています。ご興味のある方は、Kimie Yokoi のFBページをのぞいてみてくださいね。
次回は、「スパイス活用術~シナモン~」です。スパイス調合家・料理家の先生とのコラボセミナーです。理論に加え、シナモンとその他のスパイスを調合し、さらに、おいしいお料理も作ります。美味しくいただいて健康に!来月レポをさせていただきますね。
今月もお読みいただきありがとうございました。kimikimiでした。
なお、タイトルカバーのお写真は、マエリアさんが撮影してくださったものを使わせていただきました。標高の高さをお伝えできるかと思います。一番左が、「石田佳奈子さん」です。
※以下、過去の関連記事をご案内します。ご一緒にお読みいただければ幸いです。
アーティチョーク🌿
思っていたより癖が無く、飲みやすいハーブティー、アーティチョーク・ティー。詳細は後ほど…
ちょっと苦い、その独特な味に惹かれるアーティチョーク。最近は日本でもレストランのメニューに見かけることが増えました😊
サーモンとアーティチョークのサラダ。パークハイアットデリにて。
そんなアーティチョークのオイル漬けをディーン&デルーカで見つけました‼︎
早速、パンやパスタに合わせていただきます。グルテンフリーパスタとともに。
サワークリームやクレソンと一緒にクリーミーなディップにしてみました。
蕎麦粉のパンケーキとともに。
そんなアーティチョーク、実はお酒とも好相性なんです😊
「肝機能」強化の働き🌿
味の特徴でもあるアーティチョークの苦みには、肝臓の機能を強化し、胆汁の分泌を促進する成分が含まれています。肝臓のダメージを和らげ、二日酔いや吐き気も抑えてくれるそうなので、お酒のおともに最適ですね。
高コレステロールの強い味方🌿
アーティチョークには血中コレステロール値を下げる働きがあります。このハーブから高コレステロール血症の薬が精製されているそうです。
消化促進効果も🌿
アーティチョークには消化器の不調を改善し、消化を促進する効果があります。食べ過ぎた時だけでなく、神経性の食欲不振などにも有効に働きます。
アーティチョーク・ティー🌿
ベトナムサンド屋さんで見つけた「ノンカフェインのアーティチョーク・ティー」。
つぼみ部分を食べることが多いアーティチョークですが、ハーブティーには葉の部分が使われます。葉に含まれるシナリンという成分は、肝臓の解毒作用があるそうです。
その他の体への働きは…
食物繊維🌿
便秘や血糖値の急激な上昇、糖尿病などの予防効果があります。
カリウム🌿
むくみや血圧が高めなど、塩分の摂り過ぎが気になる方や、「カリウム」の排出を促す働きがあります。
ポリフェノール🌿
アンチエイジングの強い味方「ポリフェノール」が、美肌の維持をサポートします。