red cabbage✨
深く美しい紫色。
その色に一目惚れ⁈ red cabbageを買いました。
色の秘密はアントシアニン✨
紫キャベツはキャベツと同じように、食物繊維、ビタミンC、カリウム、カルシウム等のミネラルが豊富で、キャベツ特有のビタミンU(キャベジン)を豊富に含んでいます。それらの栄養素に加えて、赤(紫)の色素成分は抗酸化作用が強いアントシアニンで、ポリフェノールの一種です。
●ビタミンC
免疫力を高める
ストレスを和らげる
肌荒れ予防
●食物繊維
便秘の解消
●アントシアニン・食物繊維
動脈硬化を予防
●ビタミンU (キャベジン)
胃腸の粘膜を健康に保つ
コールスローのレシピを友人に教えてもらい、家にある材料で作ってみました😊
教えてもらったレシピは、こちらです。
1/2 cup apple cider vinegar
2 tablespoons sugar
1/4 cup extra-virgin olive oil
2 teaspoons celery seed
Salt and freshly ground black pepper
1/2 head red cabbage, cut into roughly 1 1/2-inch chunks
2 small carrots, grated
1 small red onion, chopped
クルミの食感もなかなか良い感じです。
余った材料は、この時期身体を温めてくれるスープにしました。
スープマグの保温性で仕上げてみた手間いらずのスープ。色が気になりますが、キャベツとベーコンだけ⁈ とは思えないお味です。
今年も私のblogにお付き合い頂きまして、ありがとうございます。
寒い季節、温活で乗り切りましょう😊
シルバーベル✨
この時期私はソワソワします。それは大好きな洋梨の季節だからです😊
真冬が旬の洋梨を求めて、この時期あしげくマルシェに通う私です(笑)。
ラ・フランスの2倍のボリューム、シルバーベル。寒くなるほどに美味しくなります。
色が黄色くなり、触ってみて全体が柔らかく感じたら食べ頃です。
ひと玉700g✨
ラ・フランス畑の中で発見され、枝変わりの品種である「シルバーベル」。通常のラ・フランスの倍の大きさで、ひと玉700gのボリュームです。
風邪の季節の救世主、bee products、ビーポーレンを振りかけてみました。
女性の味方✨
美肌を保つためのビタミンCやストレスを緩和させてくれるパントテン酸が豊富に含まれる洋梨は、女性に嬉しいフルーツです。
和梨同様!栄養豊富✨
●ポリフェノール
和梨に比べてポリフェノールが豊富に含まれています。また、洋梨に含まれるフラボノール、フラバノール、アントシアニンといったポリフェノールは活性酸素を除去し、癌の予防などに役立ちます。
●ペクチン
洋梨独特のねっとりとした感じは、ペクチンの水溶性食物繊維によるものです。特にラ・フランスに多く含まれ、便秘や下痢を改善する整腸作用があります。また、血中悪玉コレステロールを低下させる作用により、心筋梗塞・糖尿病・動脈硬化などの予防が期待できます。
●必須ミネラル
骨や歯を構成するカルシウムやリンを多く含んでいます。鉄分も豊富なので、貧血予防に役立ちます。体内で酵素を正常に働かせるために必要な必須ミネラル、マグネシウムも豊富に含まれています。
もちろんル・レクチェも大好きです。
写真を撮るのも忘れて、パクパク食べてしまいました!残り三切れ。。
クロワッサンのバターの風味とヨーグルトのクリーミーさ、ル・レクチェの食感がなんとも良い感じです。
ル・レクチェ羊羹⁈
旬の時期が終わり店舗に並ばなくなったら、この羊羹を楽しむことにしました!
濃いめの日本茶と、よく合いますが、
クリームをのせたら、コーヒーとも良い感じです😊
どうぞ良いChristmasを❤️
心落ち着つく場所✨America blog⑤
アメリカ旅行のblogも今回が最後です。phytoらしくないテーマもあったかと思いますが、よかったらもう少しおつき合いください😊
締めくくりの5回目は、アメリカで訪れた”心落ち着ける場所”です。
本のある場所✨
私は本のある場所が大好きで、そんな空間にいると心が落ち着きます。
そこで今回、NYにある”The Morgan Library & Museum”に行ってきました。
The Morgan Library & Museum✨
実業家であるジョン・モルガンの書物と絵画の個人コレクションを集めた図書館として1906年設立し、1924年に息子のJ.P.モルガン Jr.が美術館として一般公開へ。
この建造物は1966年にニューヨーク市指定歴史建造物となり、同年アメリカ合衆国国定歴史建造物に認定されています。
展示品としては書物や有名人による自筆書類が多く、ウォルター・スコット、バルザック、ディケンズやシャーロット・ブロンテなどの草稿、ベートーヴェンやモーツァルトの楽譜、また中世の多くの写本や装飾写本に加えて、グーテンベルク聖書3冊を所属しています。
こんな本を見つけると「どんな内容なんだろう?」と気になってしまいます(笑)
モダンで開放感のあるスペースではアフタヌーン・ティーも楽しめます。
余談ですが、東京にあるwhisky libraryでも同じような心地良さを感じました(笑)。library好きなのかもしれませんね
。
話が少し外れてしまいましたが、2つ目は”Clean eating” できる場所です。
clean eating 心身を整える食事✨
加工品や添加物の食品を避けたオーガニックや地産品など高品質な食材を食べ、心身共に健康を目指し維持していくことをいいます。そんなライフスタイルが、ここ数年アメリカにひろがっています。
友達お勧め、NYにあるGreek restaurantは、どのプレートも素材の良さがいきています!
clean eatingできるレストランを厳選している友人ですが、自宅での食事もきちんと出汁をとるなど、”食”をとても大切にしています。そんな彼女の作る和食を通して、”日本食” の素晴らしさに改めて気付くことができました。
ランチで訪れたnyの和食レストン、”kokage”にいると、京都にいるような落ち着きを感じます。
梅おろし蕎麦と鯖すし。
私の大好きな場所✨
そして最後は、友人宅のお庭です。この空間に身をおくと、植物に包まれているような気持ちになり、私の心は軽く穏やかになります。
またここに来れた喜び✨
今回も忙しいなか、私との時間を作ってくれた友人と友人家族に感謝をこめて、America blogを終了します。お付き合い頂き、ありがとうございました😊
athleisure✨America④
東京にもアスレジャーのなみ? トリーバーチのスポーツラインが日本上陸!(Tokyo mid town)
アメリカに行くと買ってくるものがあります。それは、運動 & 健康に関するグッズです。
手作りプロテインボールを食べ始めた私に、友達がオススメしてくれた一口サイズのプロテインバー。おやつにgood😊
プロテインの効能については、以前のblog「プロテインボール❤️」をご参照ください。
ところで皆さんは、”アスレジャー”って聞いたことはありますか?
athleisure✨
”athletic(アスレチック) 競技” と ”leisure(レジャー) 余暇” を組み合わせた造語で、ジムやヨガスタジオで着るウェアを普段着として着ることをいいます。アメリカではスポーツウェアの普段着化が浸透し、女性向けを中心に需要が大きく伸びているそうです。
確かにヨガパンツで街を歩いたり、レストランで食事をする女性を、アメリカでは多く見かけました。
通気性が良く速乾性に優れているスポーツウェアなら、機能的な普段着になりそうですね。
デザインも可愛いいので、コーディネートも楽しめます😊
このウェアを購入したお店で、スムージーやプロテインバーの試食スタンドをやっていました。
さっそく味見してみると、とても食べやすく、これなら大人だけでなく子供など誰でも食べることができそうです。
ヨガで身体をストレッチした後、試食スタンドを出していたgreen & tonicのショップでスムージーを飲みました。
ジュースやサラダをはじめ、グラノーラなども販売されています。
プロテインを買ってみました。
そのプロテインブランドのスナック(動物性プロテイン)をドラッグストアで発見!植物派が好きなので購入しませんでしたが、商品自体には興味津々です。
juice press✨
以前のblog、 ”西瓜 すいか❤️” の際に気になっていたコールドプレスジュースも今回飲むことができました。
water melonは西瓜そのままの美味しさです。
スポーツ後に最適な飲み物なんですね!
西瓜のその他の効能については、”西瓜 すいか” blogをご参照ください。
友達の買ったジュースも、表示された内容物通りのストレートなお味で、身体にとても良さそうでした(笑)。
ドリンクやバーのプロテインをはじめ、サプリ、スープやサラダなど、運動後の栄養補給に最適な商品が揃っています。
”プロバイオティクス”のサプリも見つけました。
プロバイオティクス✨
1989年にイギリスのフラー博士によって提唱されたプロバイオティクスは、腸内フローラのバランスを改善し、身体によい作用をもたらす生きた微生物のことをいいます。代表的なものに乳酸菌やビフィズス菌があります。
最後に、私が参考にしていきたいと思った運動に関する記事を2つ😊
細胞レベルのアンチエイジング✨
「運動のアンチエイジング効果は、細胞レベルで体を若返らせる」
1日30〜40分のランニングを続けるなど少し強度の高い運動をすることで、細胞の若さを維持できることが明らかになりました。
HITT 高強度インターバルトレーニング✨
High-intensity interval training。
休憩をはさみながら高強度な運動を3〜40分づつすることで、代謝の高い状態を長時間保つことができます。その状態で最大心拍数に達する運動を回復しながら繰り返すことは、脂肪燃焼を促進し有酸素運動の”6倍”の燃焼効果につながります。
短時間で行う高負荷トレーニングは、運動能力を向上させ、グルコース代謝を改善、脂肪燃焼に役立ちます。
実践するにはハードル高そうな運動レベルですが。。。
newsweek参照
虫除けだけでない、シトロネラの魅力。
cottonsnowです。
すーっかり、過去のことになってしまいましたが、この夏のはじめ、インドネシア大使館で行われたシトロネラのセミナーに行ってきました!
大使館の中に入れるなんてなかなかないので、写真とともにひと夏の思い出を綴ってみようと思います。
こちらが、会場にディスプレイされたシトロネラ。
シトロネラ精油は、タイ料理に出てくるレモングラスに似たような、少し柑橘寄りだけどどこかエキゾチックな香りがするのですが、実物を見ると、イネ科だなぁ、と実感。今の季節で言うとススキに似た、すーっと細長い葉が特徴ですね。切れ味鋭そう。
当日は、生産現場をインドネシアへ行って見てこられたアロマセラピストさんが、シトロネラの精油の特徴とともにレポートをしてくださいました。
シトロネラの芳香成分は、群を抜いて虫の忌避作用(虫からみれば、嫌いな香り)が多いのだそうです。やはり、蚊の飛ぶ時期に虫除けとして頼りになる精油、ということがわかりました。
大使館の中には遺跡の模型も飾られていました。お寺や仏像が好きなので興味津々。現地で実際に観たら感動するんだろうなぁ。
ディナーつきのセミナーなので、食事にもわくわく。
上の写真は、レモングラスを使ったドリンク。ライムがさわやかで、太いレモングラスがどんと入ってます。ジントニックとノンアルコールカクテルの両方用意されていました。飲みやすくて夏にぴったり。
魚やお肉の料理は、スパイスたっぷりですが、ココナッツミルクが使われていて、辛い中にマイルドさが加わり、とてもおいしかったです。右のお肉は持ち手がレモングラス。見た目にも楽しいです。
インドネシアの舞踊や音楽も存分に楽しんだあと、シトロネラ精油のブレンド術についての講義が。
ここで貴重だったのは、シトロネラの香りの主成分である「ゲラニオール」と「シトロネラール」を単体で抽出したものをムエット(香水売り場などでよく使われる、試験紙みたいな細長い紙)で回していただき、嗅ぎ分けたこと!
精油には、いろんな成分が含まれていて、なかなか単体の成分の香りを嗅ぐということはないのですが、特別、機械などで抽出してくださいました。
ゲラニオールは、たしかに嗅いでいるとゼラニウムやローズのような花の香り。シトロネラールは、最初はなんといってよいか、その名が成分名についている通り、シトロネラ独特の香りでしたが、甘い感じに徐々に変化していきました。
アロマブレンダーの先生が、ふた通りのシトロネラ・ブレンドを考えてきてくださって、普段から大好きなジャスミン・ネロリブレンドととても迷ったけれど、今回は珍しく、よりエキゾチックなプルメリア・ラベンダーのブレンドを選びました。
甘くなりがちなプルメリアの香りが、シトロネラの独特の香りと出会うことによって、どちらもトゥーマッチにならずに夏らしくなるというマジック☆
できあがったオイル。エキゾチックでセクシーだけど、どこか爽やか。この夏のバスタイムはこちらにお世話になりました!
シトロネラというと、虫除け、というイメージがどうしてもありますが、それだけではない香りの魅力があるということに気づかされました。そして、インドネシアにも行ってみたくなりました!異国情緒たっぷりの大使館セミナー、春のローズに続いて2度目ですが、すっかりハマりそうです☆
ハーブの活用法 フローラルウォーターに注目!!
お天気のよい3連休。みなさまいかがお過ごしでしたか?
私は、初日の用事を済ませたあとは、1年以上ぶりの風邪でひたすら休養の連休となりました。前日の整体で巡りがよくなって、滞りが一気に噴き出したような・・。猛反省。やっぱり元気が一番ですね。
先月のブログの最後の段落で触れましたが、免疫を維持していくこと、とっても大切ですね。いろんな工夫は人それぞれのやり方がおありだとと思いますが、健康のバロメーターは「体温」。適正体温を維持するために、温活&自律神経を整えて、今年も師走まで元気に乗り切りたいと思います。
※以下先月のブログです。文末になりますが、体温維持が如何に大切かを書きました。ご参考になれば幸いです^^
Point⇒体温が1度上がれば免疫力は5~6倍に!「人間の身体は本来、体温36度5分以上で正常に働くようにできています。」
さて、本題です。10月は、2回のセミナーを開催いたしました。夏のツアーでもお世話になった石田佳奈子さんをお招きしての「フィトテラピー実践講座スペシャルセミナー」となりました。
Ⅰ.「フランス式ラベンダー精油製造のお話&万能軟膏づくり」
南仏アルプスの野生ラベンダーの生息地 ルソーさんの収穫スタイル 迫力があります。手荒れ、火傷、傷、皮膚炎などによいとされるこの野生ラベンダーの精油には、皮膚細胞活性などの作用がある酢酸リナリルが、一般的な真正ラベンダーよりも多く含まれています。
セミナーでは、精油の基本的な使い方を一通りご紹介していただいた後、「万能軟膏」= 全身に使えるオーガニック・クリームをみんなで作りました。べースは、佳奈子さんが経営されていたブルターニュの農園で生産されたカレンデュラの浸出油。加えて稀少な蜜蝋とシアバター、最高の材料でその作用は感動的です。精油は、インスピレーションで2種類の中から選んでいただきました。それぞれとっても良い香りです。
Ⅱ.「モロッコ&フランスにおけるローズ生産の実態と超贅沢美容クリーム作り」
実は敷地の垣根であるというローズ。トゲがあるので収穫は本当に大変な仕事です。
ローズのお話しの後、フランス山岳地帯に住むオーガニック養蜂家さんの素晴らしい蜜蝋と、佳奈子さんが仕込まれたモロッコダマスクローズの浸出油、そして南仏の標高1600mに咲く奇跡のローズ・センチフォリアのローズウォーターを使って、とても贅沢な美容クリームを作りました。普通では、決して手に入らない素晴らしい材料でつくるスペシャルな美容クリームです。一度知ってしまったら・・・なくなるのが怖いとみなさんおしゃいます(笑)
→安心してください! 1月のセミナーで作り足せるかもしれませんよ。佳奈子さんスペシャルには及びませんがそれに近いものをご提供できるように!!
乳化剤も無添加でこんなに滑らかな仕上がりです。ナチュラルなローズの香りが控え目でむしろいい感じです。
親愛なる石田佳奈子さんは、農業を学ぶため仏国農業省認定農業学校ハーブ学科を卒業。伝統的蒸留農家に弟子入りし、精油の製造を学ばれ、師匠の元で南フランスでしか採れない野生ラベンダーの手摘み収穫から蒸留すべての過程に自ら手掛けた製品だけを日本へ持ち込まれ販売されています。ブルターニュ地方でハーブ農場も経営されフランスでの12年間を経て、今年3月に生誕の地である北海道に拠点を移されました。
私と石田佳奈子さんの出会いは、2015年12月23日佳奈子さんが、日本で講演活動をスタートしたばかりのセミナーでした。このラベンダーの精油を日本で初めてお取扱いされ佳奈子さんが原点とおっしゃられるお店が会場でした。私も、どんなに探しても見つからなかった「本物の精油」に出会うことができ、さらには、2016年と2017年二度にわたり、精油をおつくりになられている、南仏のふたつの農家さんをご訪問させていただくことができました。植物療法士として、知っておくべきとても大切なことを学ばせていただく機会に恵まれ本当に幸せです。「ほんものの精油のお話し」は、毎年アップデートしてくださり、毎回新しい発見や感動があります。ラベンダーのお話し会だけでも今回で4回目の開催となり、他のデーマと合わせ私が主催させていただいた開催は合計6回!!
佳奈子さんにとっても私にとっても原点だからこそ、ラベンダーのお話しは、もっともっと、たくさんの方々に聞いていただきたく、この思いは、佳奈子さんと一致しています。これからもタッグを組んで、このテーマにこだわって続けていく所存です。
実は佳奈子さん、来年の初夏にはママになられるため産休にはいられますが、今後も、ラベンダーのセミナーはぜひ続けていきたいとのことですので、まだお聞きになられていらっしゃらないみなさま、二度三度とお聞きになりたいみなさま、再開してくださるのを一緒に期待して待ちましょう。
もちろん、ローズもすばらしいお話しでした。農業実習時代に研修されたモロッコの農園で、あらたに佳奈子さんが、取り組もうとされている「モロッコに住む女性のためのローズプロジェクト」。ダマスクローズの産地として大変有名でありながら、安い賃金で労働を提供するだけで、実際には、ローズを活用する生活とはほど遠い現実を知るに、愕然といたしました。彼女たちが生業のひとつとしているローズの収穫。なのに、効果効能を知る以前に、自分たちが手摘みをしたローズがどのように活用されているのかを知っている人がいないということに、とても納得のいかない思いが心を離れません。大手が不適切な価格で労働力を雇い、収穫されたローズを買い占めていく実態を聞くに、それを間接的にでも消費している自分が申し訳ない気持ちと同時に、それであれば、ありがたく大切に使わせていただかないといけないという思いが強く残りました。
セミナーの内容は、こちらでは詳しくはお伝えすることは差し控えさせていただきますが、私のFBを覗いていただければ、ご参加の方々が投稿してくださっていますので、お時間があるときに、ぜひ、ご覧くださいね。
精油・フローラルウォーター・ハーブ勢ぞろいです
今年は、ラベンダーの精油2種のほかに、同じ生産者様のラベンダーとローズのフローラルウォーター=芳香蒸留水もお目見えしました。また、石田佳奈子さんが経営されていたブルターニュの農園から届いた今シーズンのハーブも、豪華に勢ぞろいしました。
すべて今年のもの。それだけが手に入るなんて、本当に、贅沢なことなんですよ。しかも佳奈子さんのものは、空輸ですから、新鮮そのものです。一般的には、ひとたびブレンドされてしまえば、新しいものも古いものも、よもや判る術がありません。味わいや香りをカバーするために、後から香料で香りづけされたり、ドライフルーツをMIXして味をごまかしたりしているものがなんと多いことでしょう。
みてください この色!! この鮮やかな色こそが佳奈子さんの技術力です。
同じブレンドのものですが、ハーブの割合や高温で抽出される成分からが色に現れ、ハーブティーの色が変化していきます。とってもきれいですね。
スウィーツにもフローラルウォーター
そして、フィトテラピストで、このブログメンバーでもあるフィトキュイジーヌを主宰するYukiさんがスウィーツを作ってくださいました。
ラベンダーをスパイス使いにした洋ナシのコンポート
ローズの香るフルフルジェリー 植物性にこだわったデザートです
いずれも、仕上げは、芳香蒸留水をシュッっとスプレーしていただきます。実にさわやかで良い香りのデザートに、会場は一気に盛り上がりました!!
経口吸収(飲む・食べること)は、フィトテラピーの実践法のひとつで、植物の薬理成分の活用方法としてとっても簡単な方法です。ぜひ、覚えていただきたいと思うからご提供いただいたスウィーツです。
また、私がメデイカルフィトテラピストとして活動する中で、芳香蒸留水=フローラルウォーター は、禁忌もなくやさしい作用でありながら、効果はしっかり出るということで、お客様に強くおすすめしています。たとえば、真正ラベンダーの中でも野生ラベンダーの精油は、鎮静、抗うつ、抗痙攣、鎮静、皮膚細胞活性などの作用がある酢酸リナリルがより多く含まれていますが、実は、この成分、含まれる量は違えども、フローラルウォーター=芳香蒸留水にも含まれているんですよ。使わない手はありませんよね?!
私自身が常備している芳香蒸留水=フローラルウォーターは、
・ワイルドラベンダー 数種(産地別)
・ローズ 数種 (産地・品種別)
・ネロリ 数種(産地・品種別)
・メリッサ
・セージ
・ヘリクリサム
・ハマメリス
・ブルーエ(コーンフラワー)
ざっと、こんなところです。我が家の冷蔵庫は、芳香蒸留水でいっぱいです(笑)
そのかわり、化粧水/虫よけ/日焼け後の鎮静ローション がありません。顔と身体、皮膚のケアは、事足りてしまいます。ハーブティーに加えていただくことで、薬理効果もしっかりと体感できます。これら100mlでは、1,000円もしないものから高くても2,000円程度。精油と比べてとってもリーズナブルです。これでしたら、気軽にはじめていただけると思います。フローラルウォーターで肌を整えるだけでも十分ですが、これにハーブのエキスを抽出させたオイルや植物種子の圧搾油を塗布すれば、どんな高価なセラム=美容液よりもお肌が調子いいのですよ。添加物も含まず、適正価格で提供してくれるBioのものを輸入していますから安心です。このように、精油にしてもこのフローラルウォーター(=芳香蒸留水)にしても、お客様には、私が自信をもってご推薦できるものだけをご提供するようにしています。良質かつ適正価格で販売されているものを。そして、品質管理が行き届いていることも大切なポイントです。それは、ホンモノを使っていただいてこそ、結果がでると思っているからです。フランスのように、Bioのものがもっと簡単に手に入れば、こんな心配はないのにと思いますが、今は、フィトテラピストとして、できる限りのことを尽くしてみなさんに喜んでいただければと思っています。
<芳香蒸留水の簡単な使用方法/考え方>
◇飲料水やハーブティーに加えて: 自律神経をささっと整える UPもクールDOWNも
◇化粧水との置き換えに: 収れん・保湿・シミ・しわ・張り・アフターシェイブに
◇炎症対策: 患部や肌にスプレーして使います
虫よけ/虫刺され/日焼け対策/火傷/きりきず・すりきずにも/打撲など
わたしのように、たくさんそろえるのは大変なので、まずは、ラベンダーとローズがあればOKです。(ご希望があればご連絡ください)
以前からお伝えしていますが、ローズとラベンダー この2種類があれば、身近なほとんどの問題を改善させられるほど、とても優秀なハーブです。何もお高い精油にこだわる必要はありません。植物のエネルギーを転写しているという点では、フローラルウォーターの方が実は優れているとも言われることもありますし、実際、有効成分表で示されているものもあります。加えられるようでしたら、ラベンダーは精油も比較的安価ですから、そろえていただければ、より活用の幅が広がりますよ。ローズは、日本での売価ではとてもとても普段使いは無理です。あきらめましょう(笑)安物は絶対まがい物ですから、決して手を出してはいけませんよ。
さて、こんなことをきちんとお伝えするために、セミナーを継続させていただいておりまして、来年のスタートは、「季節のハーブのおたより講座~ローズとラベンダーの旅のお話会~」を開催させていただきます。
1月開催の日程が決まりましたら、また、ご案内させていただきたいと思います。ちょっと 予告ですが、目玉はこちらでーす。
なんと手摘みされたモロッコダマスクローズ ゴンチ(つぼみ) を半生状態でBioのホホバオイルで漬け込んだ「マサレーションオイル(冷浸出油)」です。こちらを使ってと^^。どうぞお楽しみに♪ ご参加を心よりお待ちしています。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
今年もあと2ケ月、アウトドアで楽しまれることや、お付き合いのお食事会などが頻繁になる季節。私のように風邪をひきませんように。
KimiKimiでした。
GRASS FED & CAGE FREE✨America③
America blog、3回目です。今回のテーマは”グラスフェッド&ケージフリー”。
「グラスフェッド」
皆さんは聞いたことがありますか?
”グラスフェッド・バター”など、最近は耳にする機会も増えましたよね。
私がはじめてこの言葉を聞いたのは、アメリカの友人からでした。彼女はずっと以前から、お肉やバター、ミルクなどはグラスフェッドのものを選んでいます。
グラスフィーディング✨
牧草だけで家畜を育てることを”グラスフィーディング”といいます。一方、トウモロコシや麦などの穀物をエサにして飼育することを”グレインフィーディング”と呼び、こちらが現在では一般的です。
今回とびきり美味しかったGRASS FED BURGER!こだわりのファームで育ったグラスフェッドビーフが使われています。
もちろん熟成具合もバッチリです。
不飽和脂肪酸が豊富✨
グラスフィーディングで育った牛のミルクやバターには、不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。そのためコレステロールや中性脂肪の減少に効果があるといわれています。
牧草で育つ牛たちは抗生剤やホルモン剤を使用せずに飼育されているので、安心して食べることができますね。
ホールフーズのお肉売り場でも、グラスフェッド表記を見つけました。
友人の焼くグラスフェッドビーフのステーキは、赤身なのにとってもジューシー、美味しいのです😊
また、安全性や動物愛護の観点から、”ケージフリー”という鶏の飼育方法もアメリカで拡がっています。
ケージフリー✨
ケージがなく、平飼いされている鶏の飼育方法。飼育環境にストレスがないため、グラスフェッドと同じように抗生剤やホルモン剤を使用せずに育てられています。
添えるケチャップもlocalです。
ケージフリー卵への切り替え✨
米国の食品販売の約25%を占めている小売大手のウォルマートが2025年までに米国内のチェーン店で販売する卵をケージフリー卵に切り替えると発表し、その動きに続くように、大手食品会社やファストフードチェーン店も相次いでケージフリー卵への切り替えを表明しています。(CNNMoneyの記事参照)
グラノーラ・バーのサラダメニューに、卵がよく使われていました。
卵料理専門のレストランやレシピ本の存在など、元気な卵への注目度を感じました😊