ヨモギ☆
こんにちは!
ブログリレー 本日担当のWakanaです。
サラッと自己紹介を。。
フィトセラピーに出逢うまで、私自身、全く別世界の人間でした。
メディアグラフィックデザイナーを目指して、学生時代をロンドンで過ごしました。
当時は植物療法という言葉さえ知らずに、ただただ日々をスケッチブックとラップトップと一眼レフとレッドブルが手元にあれば怖くない!徹夜は当たり前!お腹は満たされるなら何食べても良い!なんていう自然とは随分かけ離れた生活をしていました。
そして、そんな激しい生活習慣から体調を崩し、摂食障害や生理不順や偏頭痛に軽い鬱など、他に頼る術が分からず、とにかく薬局に行っては薬に手を出す生活。
自分の体と向き合うことの大切さを、自信の体調不良でようやく気がつき、自身を含め、人の心と体をケアできる術と知識を知りたい、と強く思うようになったのが、フィトセラピーと出逢うきっかけとなりました。
そんな私が、フィトセラピーを積極的に日々の生活に取り入れる中で、特に意識しているのが、婦人科系のお手当てです。
女性の月経サイクル、ホルモン分泌の仕組みなど、ルボアでは、「フィトセラピー理論」の授業で真っ先に学びます。
女性(子宮や卵巣)と相性の良いハーブや精油の効能や使い方(飲み方)ももちろんですが、韓方(韓国版 漢方)の授業では、韓国の産後院での出産を終えた女性のケアについても教えて頂き、その中でも特に「よもぎ」のパワーに魅力を感じました。
よもぎは、食事療法の分野でも取り上げられる事の多い植物ですよね。
粉末にして「ふりかけ」として、煮出して「お茶」として、普段の食事に積極的に取り入れています。
そして、私自身、婦人科系のお手当てとして、ずっと続けているのは、よもぎの腰湯です!
保温効果、浄血作用、殺菌作用が、月経トラブルや婦人科系の悩み(おりもの、生理不順、不正出血、子宮筋腫、冷えetc)、また皮膚の悩み(かゆみ、湿疹etc)などに効果ありで、まさに万能な植物!
腰湯については、ネットで検索するとすぐに出てきますが、実際の生の声として、腰湯の方法&経過&感想をご紹介したいと思います^^
①一番の理想は、自然の中に入って(完璧無農薬で野生の)よもぎを収穫し天日で干し乾燥させる。。ですが、それが難しい場合は、道の駅や自然食品店などで乾燥よもぎを購入、または契約農家さんや知り合いの農家さんなどに相談してみる事をお勧めします。
私自身、奈良在住なので、自然豊かな土地柄、有り難いことによもぎは沢山あります。
が、継続的な腰湯のために大量に必要になり(仕事や毎日の生活でなかなか思い通りの量が収穫できないため)、契約農家さんにお願いして、定期的に「何グラム単位」と決めて分けて頂いています。
②(1回分の)腰湯のための準備として、よもぎ約20g、大きめのお鍋、水切り網?、手ぬぐい(さらし)
③お鍋によもぎを入れ、お鍋一杯になる水を入れます。
強火で約1時間半ほど煮出し(必要なら水を足しながら)、最後に手掴みのお塩を加えれば完成。
③ベビーバス(腰と子宮がキチンと浸かる深さが理想)の中に、水切り網を手ぬぐいを被せた状態でスタンバイし、煮出したよもぎエキスを注ぎます。
*(夏は)腰湯をする1時間前には煮出しが完了しているのが理想。腰湯実行直前に煮出し、そのまま注ぐと熱すぎて火傷してしまうので注意
④なぜ手ぬぐいが必要かというと、葉っぱについている繊維やゴミなどを取るため。
腰湯の目的は、膣の中を洗浄し、膣の粘膜から子宮にエキスが届くようにするためなので。
⑤お湯を足し温度を調整する。
半身浴ではないので、少し熱く感じる温度が適温(浸かった後に、浸かっていた肌が赤くなり線になる感じ)
足を開いて腰(子宮周り)を浸け、エキスが膣の中に入るようにする。この時上半身とベビーバスを大きめのタオルや洗える毛布のような物を被せる。(または分厚めのバスローブを上半身着用のまま入り、下半身の部分をベビーバスを覆うようにする)
この状態で約20分。
かなりの発汗作用があり、1度経験すると病み付きになるくらい汗が出ます。
私は、(最も代謝が良い)生理が終了した日から腰湯を1週間、現在は毎月しています。生理後の膣の洗浄という意味も含み、またナプキンによる痒みなど皮膚トラブルを改善。(汗疹に悩む方なら、手ぬぐいにエキスをしみ込ませ患部に当てることもオススメ☆)
浄血と代謝目的で、月1の徹底的な腰湯を継続中です。
先月は、1ヶ月毎日続けて、体の変化を実験しました。
生理の血液に変化も表れ、腰湯を始めて最初の頃は、生理の血液が黒っぽくなり、不必要な物を排出しようとしているように感じました。徐々に鮮血でサラサラとした血液に変化してきているのが、今の段階です。
自身、子宮筋腫があり、そのお手当てとして始めた腰湯ですので、これから改善へと向かうよう、他にも実践している方法など、報告し続けていけたら、と思います^^
(*1つ注意点。あくまでも個人的な経験からですが、生理中の腰湯はなるべく避けること。本来下に降りるはずの血が、腰湯により血行が良くなることで、上に血が昇ってしまい、瞼の腫れや頭痛など引き起こす可能性もあります)
女性なら、誰しも持っているデリケートゾーンの悩みや、婦人科系の悩み。
女性としての毎日を快適に過ごせるよう、フィトセラピーを積極的に日々の生活に取り入れていきませんか?^^
このブログを通して、そんなお手伝いが出来れば、とってもとっても嬉しいです^^
<奈良の契約農家さんの農場からの眺めです!>
Wakana