les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

生姜油💪

天気が不安定な今日この頃。
気温や大気の変化に振り回されやすい時期ですね(´・_・`)

さて、この夏も、私達の周りをブ〜ンと、そうあの嫌な音をたてて飛び回っていたアイツ…

そう、蚊です!蚊!笑

そんな蚊も、少し勢力は弱まった様ですが、まだまだいますよね…( ゚д゚)
特に最近は急な雨が降りやすく、湿気が多いので、何かとブ〜ンと飛んでます
(-_-)
昨日のお昼も、なんか痒いな…なんて感じると、やはり足の甲を3箇所…アイツは刺していったよう…まさに刺し逃げ。
しかもサンダルの紐の間から!不意を突くなんて…なかなかのテクニシャンですね。

もともと虫に刺されやすい体質で、小学校の頃から『人間蚊取り機』なんて言われた事があるぐらい、とにかく蚊に好かれて好かれて仕方ない…望まないモテ期を毎夏迎えています。

フィトテラピーを知ってから、蚊に刺された時の対処も変わりました。
ちょっとしたことなのですが、生活の中の習慣が変わる、って実はスゴイこと!

いや、蚊に刺されないように、あらゆる手を尽くしてんねん!シトロネラ…ゼラニウム…レモンユーカリ…シトラール成分入ってる虫除けに良い!って言われるアロマ焚いても、それでも刺されてん!
…なんていう『事後』にできること。(私…笑)

今までは、市販の虫刺され用クリームを塗り塗り…それも、もちろんOK!
でも、なるべく肌に優しいものでないかな?と思うようになり、少しずつ自分の救急箱の中が変わっていきました。

虫刺されは勿論のこと、殺菌に消毒に、あらゆる肌トラブルに、肌に直接塗布出来る万能な精油の代表選手として、ラベンダーとティーツリーは有名ですよね>_<

私も、自宅と実家とポーチの中に必ず常備している、エマージャンシーE.Oの2つです!

今年の夏もこの2つにだいぶ助けられました。
そして、そこに新たな代表選手を加えたことも、今年の夏の大きな『経験』やと思ってます。

それが、生姜!

精油としても生姜はもちろんあり、ルボアのトリートメントコース受講の際は、キャリアオイルによく混ぜていました。
とにかく温める力が強い!
身体だけじゃなく、心もホッコリします>_< そして何より、施術される側の身体だけでなく、施術する側の身体も同時に温めてくれます。(手から全身へ)

私が思う『お手当』とは、相手だけでなく、ケアする側も自然と治癒力が高まっていく、と思います。

そんな生姜。
虫刺されに効く、なんて噂では聞いてたけど、半信半疑で実際実験したことはなかった私。

気になる、なら実験してみよう!と夏はもっぱら生姜づくしでした。

赤ちゃんや、小さなお子さんの虫刺されに、まだ精油を使うのは不安…という方にも、ぜひ試して頂きたいです!

必要な材料は、生姜と胡麻油。

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生姜は約1/10を切り、皮ごと擦ります。
そして手拭いやサラシでお汁を絞ります。
(写真の手は父です…笑)

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絞ったお汁と、胡麻油を混ぜます。
若干胡麻油多めの方が良いです。

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手で混ぜ混ぜして、少し色が濁り(乳化)、若干トロミが出てきたら出来上がりです。

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この生姜油を、患部に塗り塗りすると、虫刺されの痒みや赤みが引くのが早かったです。
残りを瓶に入れて、なるべく早く使い切りますが(2〜3日なら冷蔵庫で保管可能)、数日気になる時に塗り続けました。

足の膝から下を刺されると、痕になりやすいですよね?しかも歳を重ねるごとにその痕がなかなか治らない…(私…T^T)
今年はそんな心配から解き放たれました!

膝下の痕も残らず綺麗に、治ってくれました!

プラス、不意な打ち身にも塗り続けると、最初内出血で紫色してたのが、だんだん一箇所に範囲が縮小され、痛みも治りが早かったような気がします。

もちろん…外出の際はラベンダーやティーツリーなどの精油で対処する、という使い分けをすることも『バランス』だと思います。

あくまでも、数あるお手当の中の1つに過ぎませんが、試す価値は無限大なので、またお試し下さいませっ♪

一家に最低1個は生姜を常備🌿
そんな家庭が当たり前になれば、更に素敵な社会へと近づけるはずっ!

YOU NEVER TRY,
YOU NEVER KNOW!

そんな風に願いながら、今日も望まぬ蚊のチュー💋に対応しております。笑