les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

ソフトランディング更年期①

mimuraです。
アラフォーです。
あと数年もすれば、女性の誰もが通る道、更年期に突入します。

実は私は20台半ばぐらいから更年期に怯えてきた人間です。
なぜならその頃、PMSが本当に酷くて辛く、悩んでいたからなんですね。
そしてPMSが酷い人は、更年期も同じ症状がでがちだと言われています。

特にしんどかったのがメンタル面。
笑っちゃうけれど、当時は1ヶ月に1回は携帯の電源をOFF!
携帯を靴箱に入れてみたり、本棚の辞書に挟んでみたりしながら、
自分は机の下で体育座りをして孤独感に浸る、みたいな・・・。

その時のメンタルは
『私なんてミジンコ以下だ』です。(ミジンコに謝れ!)

更年期になると、病院にかかることも考えるぐらいだったあのメンタルのしんどさに加え、様々な体の不調が、月に1度ではなく毎日のこととなり、しかも約10年近くも続き、それが子供たちの反抗期や親の介護などが重なる時期かと思うと

キャー!
ミジンコ以下はもう勘弁!

なんとしてでも更年期をソフトランディングさせたいのです。
そう、キーワードは『ソフトランディング』。

ゆるーいカーブで、出来る限り心身に負担をかけずに終わりに近づくのが理想。
そのためにはどうしたら?

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そもそも更年期とは、閉経を挟んだ前後10年間をいいます。
中医学的には、初潮年齢+30±5。
とすると、えーと私の場合は・・・。。。( ゚Д゚)。。

そしてご存知だと思いますが、エストロゲンは卵巣内の卵胞から分泌されますが、
この卵胞は38歳頃を境にどんどん減少していきます。
そのためエストロゲンの分泌も激減。
その結果、エストロゲン出しなさいよー!と脳の視床下部から命令が出ても
卵巣の機能が低下しているためにエストロゲンは一向に分泌されず、視床下部は『あれあれ???』と混乱状態になるわけです。

そもそも視床下部は、呼吸や血圧、代謝など生命維持に関わる機能を担っている自律神経をコントロールする司令塔なので、視床下部が混乱すると自律神経がバランスを崩し、様々な不調が生じてしまいます。
動悸、のぼせ、ほてり、ホットフラッシュや、頭痛、肩こり、鬱やイライラ・・・

これがいわゆる更年期障害の症状。

さーらーに。
エストロゲンの働きには、コレステロール調節機能や、骨の形成促進ホルモンの分泌を高める機能、肌にハリを与えたり、膣粘膜の萎縮を防いで粘液の分泌を促してくれる機能などなどがありますが、エストロゲンが減少するということは、これらが機能しにくくなるということなんですね。

ということは~。
はい、コレステロールの増加→脂質異常症、動脈硬化のリスク、骨密度低下による骨粗鬆症のリスク、お肌の老化や、膣粘膜の萎縮による性交痛の恐れなどが生じてきます。

だからこそ、ソフトランディング。
そして、ソフトランディングに力を貸してくれるのがフィトテラピーなのです。

長くなってしまいました!ので次回へ続く☆

※簡潔に記載するために、詳細を省いておりますのでご容赦ください。