les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

食薬同源

mimuraです。

『食薬同源』

“命は食にあり、食誤れば病いたり、食正しければ病自ずと癒える”

これは食=薬(食べ物は薬になる)という中国における数千年伝承の思想であり、
中医学の大事な考えの1つです。

治療作用のある数多くの食材のうち、一番多いのは植物であるため、『薬は疾病を治療する草である』とされています。
まさにフィトテラピーですね♪

さらに

『病を治すのは医師ではなく、身体である』

『食べ物で治せない病気は医者でも治せない』

『汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ』

古代ギリシャの医師で、 健康・病気を自然の現象と考え、科学に基づく医学の基礎を作ったことで「医学の祖」とされるヒポクラテスも食の重要さを説く数々の言葉を残しています。

ルボアフィトテラピースクールに通うようになって、『体とは』『食とは』ということを自分なりに考えるようになりました。
また偶然にも、食について私以上に熱い思いを持っているママ友さんとの出会いもあり、我が家の食生活がどんどん変わっていきました。

100のうち、95%は『どうしても美味しいご飯が食べたいの!』という食いしん坊さが勝って変わったところがあるけれど、今の我が家の食卓は、数年前とだいぶ異なります。
食事内容も1週間の中でコントロールするようになりました。

これに伴い、体調もずいぶんと改善。
疲れるけれど、体の回復が早い。
風邪をひきそうになるけれど、へたらない。
寝込むこともない。
メンタル的にも、あれもこれも頑張れる、出来る、という気力で満ちるようになった気がします。

つくづく思うことは、私たちの体は60兆個の細胞で出来ており、その60兆個の細胞は、私たちが摂取するもので作られ、働いているということ。
頭の細胞だって、60兆個の細胞の中に含まれます。

食べるものが変わると、人が、人生が変わるなーと実感してます。

と、甘いもの食べ過ぎで血管が焦げ付いていた人間が言ってみる(笑)。
血管の焦げ付きが発見してから甘いものを抜いてみると、不思議なことに甘いものに興味がなくなります。
が、これまた食べ始めると中毒のように甘いものを欲する体に(← NOW!)。

食ってすごい。
食って奥深い。

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