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les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

ホスピス 緩和ケアでアロマテラピーができること

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sayakaです。
先日の記事 #100 Anniversary のプロフィールでも少し触れましたが、私はルボアフィトテラピースクール卒業後、栄養士になりました。

栄養士になったきっかけの一つが、ホスピスでのアロマボランティアの経験でした。
ルボアを卒業してすぐに、熊谷千津先生がされていたボランティアに何度か参加させていただきました。

このブログを読んで下さっている方の中にも、緩和ケアとアロマテラピーに興味がある方もいらっしゃると思い、その時学んだ・感じたことをシェア出来ればと今日のテーマに選びました^ ^

緩和ケアとは何か。
WHO(世界保健機構)の緩和ケアの定義(2002年)には、
『緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、 心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、 苦しみを予防し、和らげることで、クオリティ・オブ・ライフを改善するアプローチである。』
とあります。

緩和ケアそのものは時代と共に変わってきています。
以前は、治癒を目的とした治療が有効でなくなった方へのケアという意味合いが強いものでした。

現在は、治療の初期段階から緩和ケアが取り入れられています。
そうすることにより、痛みを取り除き、さらに不安を改善することが出来る。
そして患者さんの生活の質が上がり、生存期間が長くなるという結果が出ています。

熊谷先生やドクターのお話で印象に残っている言葉があります。

『薬は、痛い・つらい・苦しいなどのマイナスをゼロにすることは出来る。
しかし、ゼロをプラスに引き上げることは、薬には出来ない。

緩和ケアにはゼロをプラスに引き上げることが出来る!』


私が参加したボランティアは、末期がんの方が多くいらっしゃるホスピスでした。

ある男性の患者さんに初めてお会いした時、足のトリートメントをしました。
「足をマッサージしてもらうなんて、初めてだよー。」と照れながらもとても喜んでくれました。

2ヶ月後にお会いした時、体調がとても悪そうでした。身体も動かしにくく、トリートメントは無理そう…。食事をとるのもとても辛いとおっしゃっていました。
何か出来ることはないか?
コットンにペパーミントと柑橘の精油を少量つけ、枕元に置きました。
「あぁ…いい香りだなぁ。嬉しいなぁ。ありがとう。」

身体が思う様に動かず、食事をとることが大変辛い状態でも、香りがその方の希望になることがあります。

アロマテラピーにしか出来ない領域があることを知りました。


正直なところ、ボランティア中に患者さんの言葉に何度も心が動揺しました。

そして、大切なことは「今、この瞬間」「そばに居る」「気持ちが寄り添っている」ことだと気がつきました。


ボランティア経験は、アロマテラピーにしかできないこと・食事にできることについて考えるきっかけとなりました。

フィトテラピーとバランスのとれた良い食生活を合わせたら、もっと健康的になれるはず。
じゃあ、その食事って??
そこから、フィトテラピーと栄養について知りたくて栄養士になったのでした。まだまだ勉強中です。

フィトテラピーと食事にできることはそれぞれありますが、合わせると相乗効果がありますね!
このles feuillesのブログを通して、そんなことも伝えられたらいいなぁ〜と思っています^ ^