おさるのナッツ?ココナッツオイル!~食べる編~
2016年あけましてです♪
今年も引き続き、このフィトブログ、そしてわたくしユリをどうぞよろしくお願いいたします(^O^)/
新年を迎え、干支は「さる(申)」にかわりましたので、今日はそれにちなんだ話を☆
それはココナッツオイル!
3年前、健康オタクのmy父から
「どうしても探してくれ、ユリよ。。。」
との命をうけ、渋谷で10軒以上聞きまくっても見つからなかったものが、いまやどうでしょう?
近所のスーパーでも売ってるありさま。進化とはすごいですね~!
有名なモデルさんが ”大好き!”と公言したのをきっかけに、その効能が注目されはじめ、今や老若男女問わず、一気にオイル界のルーキーとなりました。
今回改めて調べてみると…
”ココナッツ・オイル(COCONUT OIL)”
ココナッツの「ココ」とは、「猿(さる)」という意味で、ポルトガル&スペイン語に語源を持つそう!
初めて見つけた人が、その殻をみて、猿の顔のように見えたのが名前の由来とか。
▲ほんと!!この角度からココナッツの殻を見た事はありませんでしたが…笑
確かに色といい、皮の毛のフサフサ感といい、まるでおさるさん!
そんな ”おさる(ココ)のナッツ” と命名された実から採れる、このオイル。
よくご存じの方も多いと思うので、簡単なご紹介と、わたしのオススメの使い方と選び方を(*^-^*)
今日は「食べる編」、次回を「塗る編」として、2回に渡りお届けしたいと思います。
~ 食べる編 ~
名前の通り”オイル”と呼ばれるのに、「太りにくい油」と言われていますが、ほんとかな?と思っちゃいませんか?
たしかに ”油分” であることは間違いないので、カロリーは高いんです。だからもちろん摂りすぎには要注意なんですが、天ぷらに使われる油や牛肉に含まれる動物性脂肪と比べて決定的に違う点が!
それは含まれる成分(脂肪酸の種類)と、その消化(経路や方法)が異なるんですね~^^
一般的なキャノーラ油やラード等には「長鎖脂肪酸(ちょうさしぼうさん)」が含まれるのに対し、ココナッツオイルやパーム油は「中鎖脂肪酸(ちゅうさしぼうさん)」が多く含まれます。*1
簡単にいうと、長鎖脂肪酸は口から入ると
「小腸 ⇒ リンパ管・静脈⇒脂肪組織、筋肉、肝臓で一旦保存 ⇒ その後必要に応じて代謝(消化)。」されます。
一方、中鎖脂肪酸は
「小腸 ⇒ 門脈 ⇒ 肝臓ですみやかに消化」されるのです。
ね?
経路が違ってステップが格段に少ない上に、 ”肝臓で 一旦保存 ” がないので、脂肪の吸収率が低そうだなぁとわかりますよね~♪
さらにこの中鎖脂肪酸!
通常必要な、消化酵素や胆汁酸の力を借りなくてもきちんと消化されるので、カラダに負担をかけず、効率的にエネルギー源となってくれます。
また、成分として含まれる ”ビタミンE(トコトリエノール)” は抗酸化力が高く、美肌 / 美白に効果があったり、”ラウリン酸”は抗菌力が高く、免疫力をあげてくれたり、その他にもコレステロール値を下げたり、便秘を解消してくれる効果もあったりします^^
” 良さそうだし、油分を摂るならココナッツオイルにしょうかな~”
と、つい思っちゃいます。
でもこのオイル。独特の甘~い香りや味がするんです。
それがお好きな方は、ぜひ明日からでもどうぞ!
でもそれらが少し苦手な方は…こんな使い方はどうでしょう?
例えば・・・
☆砂糖やみりん、甘みを加える予定の(濃いめの味の)炒め物のオイルとして使ってみる。
⇒ ココナッツオイルの熱に強い特性を活かせる上に、自然の甘みを利用できます。
☆サラダにココナッツオイル(液状のもの)とお酢(バルサミコ酢とかGOOD!)とお塩(or お醤油少々)をかけて手作りドレッシングとして食べる。
⇒ ほんのりした甘みが酸っぱさと塩気を引き立ててくれます。
☆バター(短鎖脂肪酸)の代わりとして、ココナッツオイルをパンに塗る。
⇒ バターとは違う甘みと香りで、いつもと違うトーストを楽しめます。
☆グリーンスムージーorフルーツスムージーに入れ込む。
⇒ 甘みを引き出したり、野菜特有の草っぽさや苦みを緩和してくれます。
☆コーヒーやカフェラテに入れてみる。
⇒ フレーバーコーヒー / ラテのごとく風味が豊かになり、油分も増すのでお腹いっぱい。小腹が空いた時に^^
あとは選び方!これはあくまでもわたし的なオススメですが…
1.まずは試してみること。
⇒ 普通の油に比べて高価なので、お試しの小さいパックがもし見つかれば、まずはそちらでお試しください。苦手な方も多いので、買ったのに無理だ…(涙)となってはもったいないですもの(;´∀`) お友達が持っていれば、少しお裾分けしてもらうのもいいですよね^^
((Brown Suger 1st 有機エキストラバージンココナッツオイル(ポーションタイプ)。5g x16包で920円(税別)))
▲たとえばこんなの。これはブランシュガーファーストというブランドの5gずつ小分けしたタイプ。お試しとしても、オフィスで使いたい場合にも便利です^^
2.ヴァージンココナッツ(できればオーガニック)であること。
⇒ そうでないものや記載がないものは、上でご紹介した成分とは異なり、摂ってる意味がない場合もあるんです( ;∀;)
3.瓶詰めであること。
⇒ プラスチック容器等のものは、ほんの少しずつですが、プラスチックの化学成分がじわじわと中身に移っています。特に液状で粘度があるこれは、なるべく瓶が容器のものがいいと思います。
▲個人的なオススメはココウェルの瓶タイプのもの。他のより少し高いですが、”エクストラ”バージンなのです☆
おさるのナッツのオイル!〜食べる編〜は今日はこの辺で^^
以上、おさる(年)のフィトなユリがお送りしました( ^ω^ )
*1:ココナッツオイルの約60%が中鎖脂肪酸です。