les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

風邪ひいていました。

このブログリレーでもしばしば風邪や、その予防について書かれていますが、多分に漏れず、しっかり風邪をひいちゃってました。

 せっかくの週末なのに金曜から体調が悪くなり、それが結構長引いた1月。

 

今回の風邪は発熱、喉の痛みと咳。

38度以上出た週末は解熱剤を飲みましたが、それ以外はなんとかフィトテラピー的に対処してみました(^-^)

 

”風邪をひいたけど、白いお薬を飲みたくない” 方へのご参考に。

 

まずは風邪のひき始め。特に効くのが葛根湯(カッコントウ)

漢方のお薬で◯◯湯という名前を、よく聞ませんか?そういうのは ”お湯” に溶かして飲むのが効果抜群!

顆粒のまま飲んでもいいんですが、効き目は約半分くらいになるそう(´・_・`)

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葛根湯は名前の通り、葛根(カッコン:クズの事)が入ってるだけでなく、麻黄(マオウ)、大棗(タイソウ:ナツメの事)、桂皮(ケイヒ:シナモンの事)、芍薬、甘草、生姜(ショウキョウ:しょうがの事)の7つの生薬が入っています。馴染みのある成分が結構ありますよね~♪

 

その後じっとしとけばいいものを、そうはいかない用事があったので、その時に飲んでいたのがこの2つ。

小柴胡湯加桔梗石膏(ショウサイコトウカキキョウセッコウ)と桔梗梗湯(キキョウトウ)です。

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▲名前にも入っている柴胡(サイコ)と石膏(セッコウ)、そして黄ごん(オウゴン)は炎症をしずめ、桔梗は去痰に効果的、その他にも半夏(ハンゲ)、人参、甘草、生姜、大棗といった9つの生薬が入っています。

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 ▲上のにも入っていた桔梗と甘草の漢方。甘くて飲みやすいため、たくさん飲みたいと思うほど(笑) 喉の痛みや炎症を抑えてくれます。

 

そして、お薬の合間に飲んでいたもの。

レモン白湯とティザンヌ。そして3日間飲んだ高麗人参のエキス。

ビタミンCを摂るためや、免疫賦活、滋養強壮です。

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▲たまたまレモンの買い置きが大量にあったので、贅沢にも丸々1つ絞りました。レモンが大好きなわたしですが…さすがに驚くすっぱさでした( ゚Д゚)  もちろんレモンはお好きな量でOK☆

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▲何にしようか迷いましたが、エキナセア(風邪対策)とヴァン・ルージュ(ポリフェノール)、そしてメリッサ(鎮静)をブレンド。

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▲先輩方からも勧められた高麗人参エキスのドリンク。3日間飲むのがポイントのようです。

そしていつも常備していたのが、プロポリス・スプレー。咳をしだすと止まらなく、ご迷惑をおかけするので(ー ー;)

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▲友達からプレゼントしてもらったもの☆一般的なプロポリススプレーよりはマイルドな味で嬉しいです^^

 

そんな感じでなんとか2月を迎えましたが…

再発しないよう気をつけつつ、免疫力を高めるケアを続けたいと思う、フィトなユリでした。