les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

インフルエンザを知ろう~♪

mimuraです。

インフルエンザ、東京でも猛威を振るってきましたね。
近所のいくつかの小学校でも、インフルエンザで学級閉鎖寸前状態。
幸い娘の通う保育園では、保護者の感染はあるようですが、子供たちはなんとか感染せずに頑張っている模様です。

そうだったそうだった、2月って、インフルエンザ+胃腸炎に怯える、そんな時期だった。
ですので、今回はインフルエンザの予防とかかった時の対処法について。

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インフルエンザの特徴

  •  毎年12月~3月ごろに流行 まだまだこれから~。
  • 季節性インフルエンザはA/ソ連型、A/香港型、B型の三種類。ウイルスの違いがあっても症状に大きな違いなし
  • 新型インフルエンザについては、多くの国民が免疫を獲得していないことから、全国的に急速にまん延する危険があるもの
  • 主たる感染経路は飛まつ感染+接触感染
  • 潜伏期間は通常1日~3日、発病後3日程度までが感染力が特に強い
  • 7~8℃の気温・湿度22~25%の場合、インフルエンザウィルスの生存率は6時間後でも60%以上
  • 部屋の換気が悪いのもNG

※参照:インフルエンザQ&A|厚生労働省

予防・感染後のフィトテラピー

となればなんとなれば
当たり前ですけれど、手洗い、うがい、できるだけ人ごみを避ける、マスクの着用、換気、部屋の湿度管理はもちろんのこと、ここからはフィトテラピー的予防と発症について☆

我が家はこうする・こうしてる、です。

予 防
精油抗ウィルス作用のある精油を使用

 【ティザンヌorチンキ】白血球を増加させ体温を上げて免疫力UPさせてくれるティザンヌを選ぶ

【食事】粘膜を強化してくれ、免疫力をUPさせてくれる食材を選ぶ

  • ビタミンA:脂溶性で油と相性がいいので、油と一緒
    ・動物性のビタミンA:タラ・・・旬ですね。薬膳的にも気を補い温性の食材で、体を温めてくれる、冬ならではの食材。牛・鶏・豚のレバー類にも豊富☆
    ・植物性で体内でビタミンAに変わるもの=βカロテン等 ニンジン、ホウレンソウ、大根の葉、春菊などなど、いずれも旬のものばかり~♪
  • ムチン:いわゆるネバネバしたものです。加熱に弱いので注意
    ・長いもや納豆
  • その他:ニンニクは常に常備

感染して発熱したら
とにかく体に備わる免疫細胞たちをそっとサポートします。
決して邪魔しません(たぶん)。

精油抗ウィルス作用のある精油を使用

  • 家族への感染防止のための精油拡散は、予防の時と一緒
  • 精油の塗布・・・ラヴィンツァラ(Cinnamomum camphora)ユーカリラディアタを希釈したものを胸部と背中に塗布


 【ティザンヌorチンキ】免疫力UPと発熱をサポートしてくれるティザンヌを選ぶ。

熱が出るということは、感染症を退治するために体が頑張っている証拠。そのため発熱・発汗を促してくれるティザンヌを選びます。

  • エルダーフラワー:インフルエンザの初期症状に。インフルエンザの特効薬と呼ばれています。

【食事】
消化にエネルギーを使わずに、免疫力の戦いに集中させたいのでほとんど食べない。
但し水分とミネラル分はたっぷりと☆

 

インフルエンザについては、予防接種の問題や、解熱剤、それらと絡んでインフルエンザ脳症のお話などいろいろありますね。

インフルエンザ脳症のことを考えると本当に怖いですが、信頼している小児科の先生は脳症にならないためには

『ま、インフルエンザにかからないことですね~』

とゆるーく仰ってました。

そりゃそうだ、そりゃそうだ、そりゃ~もうその通りだ(笑)!!

 

そう、何事も予防が大事。

そのためには日ごろから、よく休み、栄養のあるものを食べて、よく運動して、体を丈夫にすること。

これが基本です。

子供達の体のためにも、もう目の前の初老(昔は40歳からですって!もうすぐ~( ゚Д゚))な人生のためにも、フィトテラピーを取り入れて体を作っていきましょ~♪