読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

Grasse、革手袋から香りの街へ✨フランス②

shinobu トラベル

国際映画祭で有名な南仏カンヌの北西17㎞の丘陵に位置する街、Grasse、グラース。革手袋で有名な街でしたが、その手袋の匂いをカバーする為に香りが活用され、現在は香料の中心地と言われています。ローズ、ジャスミンから始まった香りの街をフィトリップして来ました😊

ミシェルさんのBIOローズ畑✨
グラースで13年前から無農薬でローズづくりをされているミシェルさんを訪問しました。
蚊よけとして真性ラベンダーの精油を塗って(何とも贅沢‼︎)、畑へ向かいます。ダマスク、オールド、チュベローズをはじめ、名前は知っているけれど、実際に見るのは初めてのハーブを沢山見せて頂きました。

f:id:lebois_medi02:20160630200443j:image

f:id:lebois_medi02:20160630200509j:image
畑の向こうにはロバさんも。

f:id:lebois_medi02:20160630200604j:image

 

アンフルラージュ法✨
水蒸気蒸留法では抽出出来ないチュベローズ 、ジャスミンネロリ(ネロリは蒸留可能)など熱を加えると壊れてしまう花から香料を取る際に使用される抽出法です。古くからの方法で、手間がかかります。

木枠を持ち説明してくれるミシェルさん。

f:id:lebois_medi02:20160630200708j:image

オイルが花の匂い成分を吸収✨
木枠で囲ったガラス板の片面に※オーガニックオイルを塗り、櫛の歯のようなもので縦横に節目をつけ、吸収する表面積を広げます。そのオイルの上に花びらを並べ、同じ作業で花びらをのせたガラス板を何枚も重ねて積み上げていきます。24〜48時間そのまま置き、花の中の匂い成分をオイルに吸い取らせます。香りが吸い取られた花びらは捨てられ、新しい花びらが並べられます。

繰り返すこと3ヶ月間✨
この工程を何十回も繰り返し、オイルが香りを吸い取ることができないくらい飽和状態(ポマード)になるまで約3ヶ月間この作業が繰り返されます。常温で行なわれる冷却抽出方法です。
※ミシェルさんはオーガニック植物油を使っていますが、本来は牛や豚の油が使われているそうです。


もちろん蒸留器も見せて頂きました。

f:id:lebois_medi02:20160630200836j:image

 

こだわりの製品が並ぶ棚✨
大切に抽出された精油を使用したクリームは、フレッシュな香りそのままです!お肌につけると自分の体温で香りが広がり、とっても癒されます❤️

どの製品も試してみたいものばかり、目移りして困ります…

f:id:lebois_medi02:20160630200940j:image


素敵なsurprise lunch box✨
続いては、Musee International de la Parfumerie、国際香水博物館に伺います。こちらの中庭に素敵なlunch boxをご用意頂きました😊
「Roseの旅」を主催されている佳奈子さんからのsurpriseです‼︎

f:id:lebois_medi02:20160630201128j:image

中庭エントランスは藤の花が満開。

一人々に用意されたホワイトグレーなboxには、ピンク色のシフォンのリボンがかかっています。

f:id:lebois_medi02:20160630201422j:image

ポピーコーディアルの小瓶をはじめ、グラスやお皿も陶器が用意され、小麦やナッツが詰まった小粒なパンは、シフォンの小袋に入ってます!この素敵な演出に皆んな目がハートです❤️

f:id:lebois_medi02:20160630201520j:image

お料理は、エリジブルフラワーも飾られた前菜、プリプリ海老のグリル。メインはサテと野菜のムースで、全て優しいお味です。デザートは、マカロンラズベリー&パンナコッタ。ほんのりとローズの香りが漂います。

思いのほかラベンダーがマッチしていたラタトゥイユ

f:id:lebois_medi02:20160630201611j:image

お料理への精油づかい✨
lunchを作ったシェフ(男性)が会いに来てくれました。皆んなで、お料理について質問責めです(笑)
精油をお料理に使用するなんて…南仏でも新しい試みとのこと。素敵な組み合わせに拍手です!

f:id:lebois_medi02:20160630201709j:image


抽出機器など五万点を展示✨
さて満腹になった私たちは、世界で初めての香りの博物館を見学です。抽出機器や、アンティークの香水びんなど、約五万点展示された1〜4階フロアを実際に香りを体験しながら巡ります。

f:id:lebois_medi02:20160630202042j:image

f:id:lebois_medi02:20160630202122j:image

香りを意味する英語の”Perfume”は、ラテン語のPer Fumum、through smoke、煙によって、に由来します。
1800年アラブ人によりアロマの製法が作られました。グラースでもそのテクニックが使われていましたが、産業革命の頃、蒸気を作る建物をつくり、製法が変更されていきました。また1世紀になって初めて香りを入れる器にガラス製が登場したそうです。

貴重なコレクションも沢山‼︎マリーアントワネットのために作られた旅行用の贅を尽くした化粧箱❤️

f:id:lebois_medi02:20160630201907j:image

f:id:lebois_medi02:20160630201946j:image

素敵な展示法に、遊び心を感じます。

f:id:lebois_medi02:20160630202151j:image


続いて香りに関する植物が植えられている植物園へ。本来の形を残した栽培は、自然に馴染み、虫たちも元気に活躍していました‼︎

無農薬なので、イチゴもラズベリーも、そのまま摘んで味見出来ます😊

f:id:lebois_medi02:20160630202241j:image

 f:id:lebois_medi02:20160630202321j:image

以前は「オリーブ、ワインの為のブドウ、麦」の3つの食材を育てていましたが、ルイ14世の許しを得て香りの為の植物、「ローズ」と「ジャスミン」を育て始めました。産業革命時には、先ほどの3つの栽培から、ローズとジャスミンに全て変更されたとも言われています。

ラベンダーも色々な種類が植えられています。

f:id:lebois_medi02:20160630202414j:image


château hotelで南仏気分max✨
沢山見学して、グッタリしながら向かった今日の宿泊先は、古城ホテルです。お部屋の窓からの景色は、正にヨーロッパ!疲れも吹き飛びます‼︎

f:id:lebois_medi02:20160630202714j:image

f:id:lebois_medi02:20160630202827j:image


フォワグラマカロンに舌鼓✨
夕食は、ホテル近くの素敵なシェフが作るフレンチです。
フォワグラを挟んだマカロンの前菜に舌鼓です。この日2回目のマカロン❤️

f:id:lebois_medi02:20160630202912j:image
メインのお魚には、野生アスパラガスも添えられており、シャキシャキの食感も完璧でした。

f:id:lebois_medi02:20160630203031j:image
デザートもボリューム満点、満腹過ぎて急遽小さな街を一周する夜のお散歩に行くことにしました。

f:id:lebois_medi02:20160630203116j:image
ホテルに戻ると、植物園で分けて頂いたフレッシュハーブのハーブティーが用意されており、大満足なフィトテラピーの長い1日が終了です。


そして翌日、教会の鐘の音で目覚めます。

f:id:lebois_medi02:20160630203243j:image

f:id:lebois_medi02:20160630203437j:image

f:id:lebois_medi02:20160630203328j:image

クロワッサン、フルーツやヨーグルト、景色を楽しみながらの朝食です。素敵なホテルを後にして、Castellaneに向かいます❤️
次回のblogはローズジュレ作りです😊