les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

花がなくても・・・

mimuraです。

夏のワーキングマザーの課題。
それはいかに子供達に楽しい夏の思い出を残してあげるか、だったりします。

そのためには母さん、どんな苦しい思いも覚悟もお金もかけられちゃう?

というわけで、毎朝ひーこらお弁当を作りながら、
(心の中で小学校からお弁当は絶対にない!とか叫びながら)

娘を朝っぱらからサマースクールに送り届けて
人に頭を下げて娘を最寄りの駅まで送り届けてもらい

高齢の両親にも甘えるわけですが・・・

慣れないサマースクール2日目。

忘れ物や、伝え忘れにより、たくさんの失敗ばかりで、娘にもさんざん不憫な思いをさせるだけでなく、先生方をはじめ、サマースクールでまだ知り合って2日目の、毎日娘を駅まで送り届けてくれるお母さまや両親にも多大なご迷惑をおかけしちゃって

正直今日は心が折れちゃいそう。

子供達によって与えられる疲れとはまた違って、申し訳なさすぎて自分で自分の存在をちっさくちっさくしちゃいたいぐらいな気持ちだったりします。

 

そんな時にふと思い出したのが、母校で歌った大好きな歌。

f:id:phyto-mimura:20160726200207j:plain

「ちいさなかごに花を入れ」(讃美歌第二編26番)
ちいさなかごにはなをいれ さびしいひとにあげたなら

へやにかおりみちあふれ くらいむねもはれるでしょう

あいのわざはちいさくても かみのみてがはたらいて

なやみのおおいよのひとを あかるくきよくするでしょう


私、(今日は)なんだかさびしいひとだから、自分に花をあげようかな~。
お花で癒されたいなぁ~。

でも残念!お迎えに走らなければならなくて買う時間なし。

そこでもう1つ思い出したのが、ルボアフィトテラピースクールの代表、森田先生の
「なんだか疲れちゃったなぁ、という時にメリッサ。メリッサを嗅ぐと、うん、頑張ろって思える」というお話。

 

そうだそうだ、フィトBOXにメリッサがあったや。

メリッサ(Melissa officinalis、レモンに似た香りからレモンバームとも呼ばれる)は甘ーいハチミツレモンのような香りがします。
嗅ぐと思わず微笑んじゃう、かわいい香り。

なんていうか「そっか、そうだよね」と思わせてくれる香りです。

テキストを開くとそこに

「鎮静作用と高揚効果の両面をもち、喪失感に対し明るさを取り戻してくれる(略)」

とあります。

お花を自分に買ってあげる時間的余裕がなかった私の心を、メリッサが癒してくれる。

そっか、そうだよね。

落ち込んじゃったけど、そっかそっか、そうだよねー。
仕方ないね。
明日は今日より良くなってるさ。
ま、いっか、だ。

本物のお花はないけれど、まるでかごに入ったお花をもらってその香りに暗い胸が晴れる思い。
そうやってなんだかんだ最後は微笑みながら一日を終えられちゃうのです。

あぁなんだかんだ幸せだ♪

そっかそっか、そうだよねー。