les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

サーカディアンリズム

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生物に備わる昼と夜を作り出す1日のリズムのこと.ラテン語でサーカは“約”そしてディアンは“1日”を示す.一定の時刻がくると自然に眠くなり,一定時間眠ると自然に目が覚める睡眠―覚醒のサイクルをはじめとして,血圧,体温,ホルモン分泌の変動などが代表的な例である.このリズムが乱れると起こる症状としてよく知られているものが時差ぼけであり,また不眠症やうつ症状との関係も疑われている.ほ乳動物だけではなく単細胞生物にも存在するほか,原核生物であるシアノバクテリアにもその存在が示されているそうだ。医学的には、サーカディアンリズムと寿命は密接な関係があるという研究が進んでいる。

この一日のリズム、体内時計は、一日を25時間と勘違いしているらしく、ほっておくと、どんどん夜更かしになるらしい。夜更かしは日常になり、慢性の睡眠不足におちいっていく。実に心当たりがある!! が、これまたすごいことに、体内時計のズレは、朝の光を浴びることで、ピタッとリセットされるのだそうだ。チャクラにしっかりと朝の光を感じること生命の維持のためにもとても重要なことである。つまり、長生きのためには、「早起き」こそが、要であるということ。 

なかなか早寝ができる生活パターンにない日常を脱したいと反省しきりではあるが、それでも、毎日、決まった時間の起床で 一日のツケは、何とかリセットができているのだと思う。

 先日うかがった 医大教授で構成される睡眠研究団体の勉強会では、裏づけのデータが紹介され、さらには、

「すべての食事は起きてから14時の間でしなさい。理想は12時間だ。」

と述べられた。6時に起きれば、18時~20時までに3食。なるほどね。脳の松果体から、メラトニンが分泌のための刺激ホルモンが分泌されはじめる時間だから、ここから、緩やかに、眠くなっていくというのが、理想的。早く仕事を切り上げること、食事を早く済ますことなど、ワークライフマネジメントを余儀なくさせられるというわけだ。20時までね・・・毎日が人間ドック前夜というわけだ。・・無理でしょと つぶやく。

トニカク、リーウーマン、イソガシイ、ヨフカシダイスキ。

 

~夏休みの宿題~

普段はリーウーマンの私は 8月は夏休みがある。1Week。6月にリフレッシユ休暇をいただいたので、特に旅行の計画はなく日常を健全に営むことが目標。決して夜更かしせず この7日間をすごすこと。ゴールデンタイムはよい夢をみたいと思う。そして、普段はいただかない 朝ごはん を毎日いただいてみようと思う。

「朝ごはんは 食べた方がいいですか?」 と聞かれることがよくあり、ひとつの考え方として、ナチュラルハイジーンという一日の生活のリズムをご紹介しているが、私自身は、「排泄の時間」である午前中は、固形物をいただかない。朝は白湯とスムージー生活。食事は、ゆっくりととりたい派なので、あわただしい中で朝食を摂るという気にならないのも理由のひとつだ。

スムージーなら、ボトルに入れて酸化しないようにしっかり閉じて持って出れば、あとは、デスクに到着後、仕事をしながら ゆっくりと味わうことができるので、生活パターンにマッチしていて心身ともに満足度が高い。

これが、もっと早起きで、一仕事終えてから食事の時間がとれるのであれば、話しは別である。そして、できれば、そうしたいなと かねがね考えているので、この辺で シフトチェンジできないものかと考えている。

お子さんがいらっしゃる方などは、5時には起床、お弁当づくりや家事終えて、保育園へ送り、自分も出勤という方もいるわけだから、わたしも、夜更かしばかりしていてはいけないなと 反省しかり。 ということで、「朝の過ごし方」と「睡眠」が 今年の夏の私の宿題だ。日中は、普段どおりに忙しく過ごすことになりそうなので、・・・その中でどんな変化があるのかを感じてみる検証。

かつて、ハワイ島でロミロミを学んだときも、スリランカアーユルヴェーダーを学んだときも日本のタイムマネジメントから切り離された生活の中で、「朝」と「睡眠」の大切さを感じた。朝の習慣。ロミロミでは ランディング はだしでしっかりと地を踏み 自然の風を感じてお祈りをする。アーユルヴェーダでは、朝は、ハイドロセラピーやヨガ そして夜は 瞑想。

 私が主宰する「メディカル・フィトテラピー・センター」の活動の軸は、忙しい生活者に役立つフィトテラピーだが、生活や食の考え方に改善がなければ、そのときだけの、その症状に対する「処方薬」の対症療法の域を脱することはできないと思う。自分が無理なことは、みなさんにも お伝えできない。一番の睡眠劣等性として、宿題ができれば、またあたらしいご提案ができるのかなと考えている。

 

最後に、「瞑想」についてだが、特に、夜やるもの に限定されるわけではない。その場 そのときに できることである。電車の中だってできる。居眠りでなく(笑)フィトテラピーでできることとしては、「香り」のアレンジ。最近、瞑想に適した オイルと出会った。心が落ち着く香りである。ツボクサのエキスにサンダルウッドやセージ、コショウ果実油やショウガ根油などなど。緩めて落ち着かせ、すっと透き通るような香り。これをお共に、サーカディアンリズムとともに、健全な1週間を過ごしてみようと思う。 

 

瞑想の実践方法は、Misatoさんが 詳しく書いてくれているので参考にしていただきたい。次号で成果をサーカディアンリズムとともに紹介したいと思っています。お楽しみに! あっでも、リオ五輪がある・・・んー、なかなか難しい宿題になりそうだ。

 

lebois-medi02.hatenablog.jp

 

さて、次回、m.p.c.t のセミナーは、フィトテラピー夜話会「南仏ローズの旅」と「ソウル韓方体感ツアー」のご報告会を企画している。ご興味のある方は、kimikimiまで、ご連絡くださいね♡

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