カミツレ☆モノガタリ
皆さま、こんばんは!Yuki☆です。
スローペースなフランス・フィトリップをちょっとお休みして、
日本のフィトリップ・・・長野県北安曇野郡池田町にある、
カミツレの里、「八寿恵荘」にステイした時のことを書きます!
長野県にオヨメに行った同級生との久々の再会も兼ねて、
東京から車で女子2人旅、8月31日~1泊、遅めの夏のバカンスin長野です☆
カミツレは和名。
ジャーマン・カモミールのことです!
オランダ語表記のカミーレKamilleの綴り字転写カミッレが語源たそうで、
旧仮名遣いでは促音「ッ」を大文字で表記したため、
カミツレ(加密列)となったとのこと。
学名でいえば、Matricaria recutita。
Matricariaは「子宮」を意味し、
多くの婦人病に用いられてきた歴史もあります。
この旅のきっかけは去年の6月、
カミツレのシーズンにReikoと2人で車で
Hironoちゃんご夫妻を訪ねたとき。
↑これは、去年の6月初め、
カミツレのシーズンに3人+Hironoちゃんの旦那さまと
4人で日帰りで訪れた時の写真。
満開のカミツレのリンゴのようなさわやかな香りがそこら中に漂っていました!
その時には、併設のお宿「八寿恵荘(やすえそう)」に泊まれなかったので、
次回はぜひ!3人で泊まろうね!!!と決めたのが始まりで・・・。
その後、今年6月にフランスへフィトリップしに行った際、
行きのフライトでたまたま観た映画、
「図書館戦争 the last mission」の中で、カミツレがたくさん出てきて、大喜び!
(↑インターネットより拝借)
・・・元号が「昭和」から「平成」ではなく「正化」という時代になり、
メディア良化委員会という政府管轄組織が、
検閲により武力をもって表現の自由を統制する中、
本の自由を守る・・というSFであり、アクションあり、
それぞれのキャラが際立つ群像劇であり、ベタな恋愛あり・・・のエンタメ映画。
花言葉は、「苦難の中の力」だという・・・。
岡田准一さん演じる、恋する教官「堂上篤」に
カミツレのアロマオイルをプレゼントするシーンがあり、
そこで郁がいうセリフ、
「カミツレって、強い花だけど、
育てるには結構手間がかかるんだそうです。
誰かが手を尽くしてやっと咲く花・・・」がとっても印象的でした。
私自身のことを思ってしまいました・・・。
重篤な部類の糖尿病を抱え、
今でもフィトを中心に様々な身体改革をしている最中・・・。
折に触れ顔をだす強い「ハンニャ」さんと向き合う日々・・・。
私なりの「苦難」を乗り越えようとしている中でも、
周りの皆さまが手をつくしてくださってるおかげさまで
今の私のミラクル!があると思うと、
カミツレが、自分のことのように思えてきました。
「岡田くん、かっこいい!榮倉さん、かわいい!」っていうより、
このカミツレの存在に惹かれて、
「図書館戦争」が大好きになってしまいました☆
(そして帰りのフライトでも観てしまったという・・・笑)
↓私のカラダ奮闘記?は過去の記事をご参照くださいませ。
まだまだ続いております・・・。
そのフランス・フィトリップから帰ってきた矢先に、
Hironoちゃんからのお声掛けで決まった、8月のカミツレの里ステイ。
(諸事情により、Hironoちゃんはまた日帰りになってしまったけど)
東京から車を走らせてくれた、Reikoと一緒に体験してきました!
↑玄関に飾ってあったズッキーニ・・・手と比べても大きい!!
↑お部屋は「すぎ」の間・・・シンプル和モダン♪
↑鍵自体も杉でできているそう・・・各部屋ごとに
その名前の材質の木で作られた鍵なんだとか。
↑お風呂の手ぬぐいとタオルセットもかわいい。
お部屋に着いたら、まずは夕食。
カミツレにちなんだお料理も出てくる、とかでワクワク☆
↑グルテンフリーにはできなかったのですが、美味しく頂きました!
↑(上から時計まわりに)金糸瓜の酢の物、インゲン豆の味噌和え、
豆乳入りジャガイモの冷製ポタージュ、冷奴(玉ねぎ・生姜・しし唐ソース)、
カミツレコロッケ
↑カミツレの若いうちの葉っぱを練りこんだものたどか。
↑ゴーヤといり卵の和えもの
↑トマト、水菜、レタスのサラダ・・・トマトは自家製・・・甘い!
醤油ベースのお手製玉ねぎドレッシングとともに。
↑天ぷら・・・左からオクラ、かぼちゃ、舞茸、そしてアップルミント!
添えてあるのは桑茶塩。
↑この土地の地酒「大雪渓」とともに・・・♡
↑メインのおかずは、茄子のはさみ揚げ、くるみ味噌味。
ナスも自社農園製とのこと、肉厚でとってもジューシーでした!
↑ごはんはなんと、「カミツレ米」!
カミツレを栽培した後の土地で作ったお米・・・歯ごたえバッチリ☆
↑デザートはエキナセア寒天!お花の部分を寒天に・・・。
上に生の赤オクラで和の雰囲気を出して。
フィト尽くしのお食事にとっても大満足!
お部屋に帰ると、もうお布団が敷かれていました!
↑すべてカミツレで染めた寝具たち!!!
次はお楽しみのカミツレエキスたっぷりのお風呂♪
あたり一面、あのりんごのような香りが漂ってます。
↑浴槽は、ジャグジーのような泡の出るタイプと、ノーマルなタイプ。
あとはミストの出る部屋もありました!
↑脱衣所には、自社コスメブランド、
「華蜜恋(かみつれん)」のアメニティーがそろって置いてあります。
脱衣所の壁に書いてあった、カミツレのお風呂の効果・効能:
冷え性、あせも、荒れ性、にきび、しっしん、肩のこり、神経痛、腰痛、
リウマチ、疲労回復、産前産後の冷え性、痔、うちみ、しもやけ、
ひび、あかぎれ
ほとんどReikoと2人、貸切状態でたーっぷり浸かったら、
お部屋に戻って、お布団に入ってからもポッカポカ!!!
香りにも癒されるし、幸せ感満載で眠りにつきました☆
朝起きてからも、お風呂に♪(また貸切状態!)
↑夜とは違って、外の緑も見えて気持ちいいー!
↑夜には分からなかったけど、お湯の色はカミツレらしく?黄色がかってました。
朝ごはんも、カミツレ米とともに、たくさんのおかずが出てきました!
↑サラダ、茄子とピーマンの味噌炒め、ゆで卵&桑茶塩、干物、
香の物、青菜の梅肉和え
↑ひじきと納豆
↑食後は、セルフでコーヒーも飲めます♪
食卓の隣には、ゲストが自由にくつろげるラウンジがあり、
緑が映えてとても気持ちが良い空間でした!
↑本棚には、「ピーターラビット」も。
ピーターがお母さんに、
夜寝る前に煮出して飲ませてもらったお茶も、カミツレ!
一晩でたっぷりカミツレを堪能できました!
チェッアウトしてから、カミツレの里をちょっとだけ散策。
お目当てはツリーハウス!
実際目にしたのは、人生初!だったので、どきどきワクワクでした!
↑人生初!のツリーハウスの中体験♪
1泊2日だったけど、とっても楽しめました!
長野を案内してくれたHironoちゃん、
東京から車を走らせてくれたReiko、本当にありがとう!!!
次回は絶対3人で泊まろうね!と約束しました☆
そんなカミツレへの様々な想いを込めて、
9月のアトリエ・フィトキュイジーヌでは、
このカミツレを使ったレシピを考案中です・・・そちらもお楽しみに♪