Ideal Morning Tea
Slow Start で… 今年初めての投稿です!
Ideal Morning Teaと題した今日のトピックは理想的な朝の飲み物の話です。
大先輩から年始に貰った手作りのマーマレードジャム。
最初はパンにつけて食べていたのですが、
ロシアンティー風に紅茶に入れてみたら美味しいかも、と試してみたところ、
これが想像を絶する美味しさでくせになってしまいました。
これは私にとって2017年1月の大きな発見(収穫)のひとつ。
みなさんにシェアします。
なんでこんなに美味しかったのか?要因分解はこうです。
ロシアンティーで使われるジャムは大抵がベリー系。
このジャムは夏みかんを使ったマーマレード。
合わせた紅茶はベルガモット系の
Fortnum & Mason "Countess Grey" カウンテスグレイティー
🌱組合せ🌱
香り付けがされている。柑橘系の香りは心に対しプラスの効果があることはアロマテラピーを通じ体感している。柑橘系に柑橘をプラスしたため相性が良く、爽やかさが増したのでした。
🌱素材🌱
ジャムの素材で使われたものは無農薬で特別に栽培された夏みかん。そのありがたい夏みかんを桂皮から種から丸ごと煮る(下ごしらえ後)ことにより、
素材が持つ全てのフィト成分を摂ることが出来る。
フィト成分、つまり植物が持つ栄養素。桂皮にはトリプトファンというアミノ酸が含まれている。これはセロトニンという脳内の神経伝達物質を作るために必要は物質。セロトニンは気分や感情のコントロールに欠かせないもの。つまり抗ストレス作用があるという理解です。
また種を煮ることでペクチンが出ます。
よく既製品ジャムの成分表でも出てくるこのペクチン。
植物の細胞を繋ぎ合わせるようゲル化作用をもつため
とろっとろになる増粘剤としての役割だけでなく、
悪玉コレステローンLDLを下げる、コレステロール値を下げる
役割など、人の体にとって大切な働きをしてくれることを知りました。また
水溶性の食物繊維なので便秘の改善にも役立つという、
非常においしい栄養素だったのでした。
さらに、
発酵度が高いお茶のほうが体を温める効果が増す、という東洋医学の教え。
紅茶や花茶は発酵度が比較的高く、胃腸から体を温めると言われています。
また、柑橘類も温の食材に分類されています。
寒い朝、スムージーにしたり生のフルーツを食べるのをつい敬遠しがち。かえって体を冷やしかねません。
モーニングフルーツの代わりに
暖かい紅茶にマーマレードを入れて飲むのがすっかり
冬の定番になってきました。
ガリレオの言葉を借りると、全ての事象には必ず事象がある。同様に、マーマレードティーの美味しさの裏には美味しいだけでなく身体が喜ぶ化学的な理由があった…!のでした。
冬の朝、体を温めて気分を上げていきましょう!
Happy 2017!!