育てることも、フィトテラピー。
こんにちは〜。cottonsnowです。
涼しかったり、いきなり暑くなったりを繰り返して、季節は確実に夏へ近づいていますね。
さてさて、4月からお世話になっている農作業体験塾ですが、早いもので、もうすぐ3ヶ月の期間の折り返し地点を迎えます!
初回、おそるおそるセルトレイに種蒔きした枝豆は、地植えした後こんなに青々と育っています!
母の日前には、カーネーションの出荷のお手伝いもしました。
赤、ローズ、ピンク…、一面のカーネーションに、何も知らない私はうっとりしますが、「今年は早くから咲いてしまったから、出荷日をにらみつつハウスの温度管理や水やりをするのは大変だよ」と、園主さん。
これだけの作物の状態(写真にあるものだけでなく他にもたくさんのお花やハーブ、野菜の苗があります)を毎日みながら、育成・管理しているのですから、そのご苦労は想像をはるかに超えます。
そして野菜の方は、枝豆のほかにもいろんな作物を植えました!
こちらは、栗かぼちゃ。ちょっと実が小さめな品種らしいです。 支柱に誘引して、吊り気味に育てます。
右側がきゅうり、畝をはさんで左側がナス。きゅうりのツルの絡まりの強さはすごいです!ナスの成長は、おとなしめかな。白なすなど何品種か育てています。
ミニトマト。だいぶ茎がしっかりとして、ぐんぐん伸びてきています。実もたくさん成りだして、来月には赤くなってきそう。
それから写真はないけどスイカも植えました!「黒娘ここあ」という謎の名前(笑)のついた、皮が黒い小玉スイカです。
いずれも、支柱やネットがわりのヒモなど全て自分たちで立てたり縛ったりしています。私の通う曜日のメンバーは、園主さんを除くとほとんど女性なので、支柱を立てるのはなかなかの力仕事。午前中の作業が終わるとお腹ぺこぺこ、ヘトヘトになりますが、それも回を重ねるごとに心地よい疲れになってきました!
農作業も園芸も一年生の私。慣れない作業中は緊張・集中しているので、なかなか作業の具体的な写真は撮れませんが、知らないことが多く、なにもかもが新鮮で楽しいです。
こーんな小さなセルに、ひと粒ひと粒、ダブらないようにこぼさないようにしながら、ピンセットのような器具でお花の種を蒔いていったり。老眼が入ってきた身にはつらい作業、笑。
農作業体験塾に通い出して約1ヶ月半。私がいま実感していることー。
よくフィトテラピーの説明をするときに、
植物を「飲む」「塗る」「香る」「食べる」ことで自己治癒力を高める、
という言い方をされますし、そのような説明を自分でもしてきましたが、
最近では、
「育てる」「観察する」「触ってみる」こと
も、立派で大事なフィトテラピーだなぁ、と思っています。
私は去年帯状疱疹にかかり、その後遺症で神経痛やだるさが残り、まだ通院しているのですが、農園に通うようになってから食欲もわいてだるさも少なくなってきました。
また、園主さんから苗などをいただいて帰ってきて、自宅でも育てるようになって以来、毎朝水やりや観察をするため、朝起きるのが楽になってきました!
花が咲いたり、新しい芽が伸びてきたり、ちっちゃな実がついたりと、毎日が発見の連続!植物って、なんて一生懸命でかわいいんでしょう!
お世話の仕方でも、水やりひとつ、日当たりひとつで元気になったり、クタっとなってしまったりで、自分の健康や心理状態を見事に鏡写しにしてくれます。植物を育てているようで、私は植物に生かされているなぁ、ということを実感しています。
人間がいちばん自己治癒力を高める原動力は、「わぁ、素敵!」という感動である、と産婦人科医の小杉先生がスクールの授業でおっしゃっていましたが、その感動をいま、毎日植物からいただいています。
植物の力に元気をいただいて、感謝、感謝の毎日です☆