カミツレの里に恋して☆ 〜旅 1日目編〜
cottonsnowです。
ひとつ前の記事の最後でKimie(kimikimi)さんが告知していましたが、6/6〜6/7、カミツレの里への旅にいってまいりました!
長野県にある、国産のジャーマンカモミール(和名はカミツレといいます)畑でお花の収穫体験ができるイベントがあり、そこに参加させていただいたのです〜。
本来行く予定の先輩フィトテラピストの方がキャンセルされたことから、ピンチヒッター的にお誘いを受けた今回の旅。
じつは去年末にとあるサイトでこちらのカミツレ畑やお宿の記事を読み、素敵な場所があるんだなぁと思っていた私。この企画にビビッとご縁を感じ(笑)行くことにしました!
ということで、先輩フィトテラピストでこのブログメンバーでもあるKimieさん、Yukiさんとともに「フィトリップ」(フィトテラピー的植物探索の旅)へ。
この宿泊つきイベント(日帰り希望者にも対応してくださいます)は、年に一度の貴重な企画とお聞きして、出発前夜あたりからわくわくでした!
が、実際に出かけてみたら…、
想像をはるかに超えた素敵な世界!!
いまもまだ目を閉じるとカミツレの花が浮かび、香りがよみがえってきます。旅から帰宅した翌朝にはもうカミツレロスになるくらい、、、。
…畑の風景、宿のお食事や木のぬくもりいっぱいの建物…、
どこを切り取ってもフォトジェニックな旅でしたので、写真をふんだんに使ったレポートをお届けします☆
長くなること確実なので、今回は1日目編です!
2日目編をアップする前後に、同行のお二人からも別な視点のレポートがあると思いますが、とにかく旅の記憶が新鮮なうちにお伝えしたい!
では旅レポ、さっそく行ってみよう〜!(いかりや長さん風)
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目的地・長野県北安曇郡池田町までは、まず新宿から特急で2時間半ほどの松本へ。JR篠ノ井線に乗り継いで二駅の明科(あかしな)駅で下車し、そこから宿のお出迎えの車に揺られて約20分ほど。
明科駅。
車中から見えた北アルプスの山々と田んぼの夕景。神々しいです。
池田町を走る、まーっすぐな一本道から、くねくね山道を登るドライブの末…、
現地へ到着!
空がアートしていてきれい!!
まるで神がかりー。
…あまりにも空に感動しすぎて肝心のお宿の写真撮り忘れました(笑)Yukiさんの写真をお借りします↓
(Photo by Yuki)
2年前にリニューアルしたばかりの「八寿恵荘」(やすえそう)。木の造りがとても美しい建物です!
そしていちばんのお目当ての…、
一面のカミツレ畑〜!!
ただただ、言葉を失って見惚れてしまいました!
青りんごのようなやさしい香りに包まれてうっとり。
到着したのは夕方でしたが、運良く収穫体験をさせていただきました。
お花の摘み方のレクチャーを受けているところ。
フレッシュなお花でおいしいカモミールティーを作るには、なるだけ花の軸(茎)を入れないように、花の部分だけ摘み取るのが秘訣なのだそうです。
「軸が入ると苦味が出ちゃうので、親指と人差し指でつまんで、親指をはじくようにするとポン、と花だけ取れます」と宿の支配人さん。
最初はちょっと苦労しましたが、慣れるにつれてカミツレハンターと化した私たち。ハサミも使いながらどんどんお花を摘んでいきました。
急な斜面もなんのその。
カミツレに夢中です!
カミツレに夢中です!その2。
このお二人、写真を撮られていることにも気づいてません(笑)
夕方になると、カミツレは白い花びらを下におろして眠りにつく準備をします。
でもこの姿、眠たげというより、発射準備完了したロケットみたいですね。
(by Kimie's camera)
初日からカミツレをたくさん収穫できてご満悦な私たちです!
お宿に帰って、夕食。
きっと後でYukiさんが書いてくださるので詳しい説明は省きますが、とても素晴らしかった!
外のかまど炊きのごはん。薪割り体験もできます。
近くで採れた新鮮な野菜たっぷり!
地酒で乾杯!
…前菜からデザートまで堪能しました!
それにしても、春菊みたいな鮮烈な香りのカミツレ(同じキク科ですものね)。コロッケや白和え、天ぷらなどで初めて食べましたが、おいしかったなぁぁぁ〜。
お食事の後も、カモミールティーとカミツレ入りの自家製ビスコッティ片手についつい長居しておしゃべり。
木のぬくもりのダイニングにいると、まるで実家に帰省したようなくつろぎを感じます。スタッフのみなさんのおもてなしもあたたかです。ここのお宿とカミツレを真心から愛しているんだなぁというのが伝わってきます。
さて、旅の目的のひとつ、カミツレエキス入りのお風呂にも入りました☆
誠に残念ながら、ここから先の入浴シーンの撮影はありません(笑)
お湯はカミツレエキスがたっぷり入っていて琥珀色。身体の中からじわじわ温まります。濃厚なカミツレの香り。
神経痛にもよいと効能に書いてあるとおり、帯状疱疹後神経痛に悩まされることちょうど一年の私が、この旅行中に一度もピリピリした痛みが出なかったのはきっとこのお風呂のおかげ。本当にうれしかったです☆
ジャーマンカモミールの保湿&保温効果でとっても柔らかいお湯。お肌がすべすべになりました!カミツレエキス入りの入浴剤やローションなど、アメニティも充実しているのも素敵でした。
昼夜の寒暖差が大きいと聞いていたのですが、湯上がりはつま先までポカポカになり、廊下を裸足で歩いてお部屋まで移動しても湯冷めしません。
フロントで出迎えてくれた3人組。
宿泊部屋の中にはテレビも時計もないので、ゆったり静かに過ごすことができます。
お布団などのリネン類はオーガニックコットン製。とくにカミツレ染めのナチュラルな黄色の枕カバーはとってもかわいらしかったです。お布団が自然な重みで心地よい肌触り。
オーガニックコットンのディスプレイ。これはcottonsnow的に要チェック。
瞬く間に過ぎた1日目。ここに来られた奇跡に感謝しながら、眠りにつきました☆
うさぎの耳のような、お宿の上に出ていた雲〜。
夢みたいだけど現実にこの日本にある、カミツレのお花畑。いっぺんに恋におちました☆
(続きます)