月と私たち
こんばんは、本日担当のユリです。
月の満ち欠けは地球の引力に関係し、それが潮の満ち引きにも影響しているというのは有名な話だと思いますが。。。
月が人間(ヒト)の体にも影響がある、というのは潮の干満よりはマイナーな話かもしれません。
地表は約70%が海水で覆われ、ヒトは生まれてきた時、体内の約70%以上が水分だと言われています。
これだけ大きい地球の海(水分)が月の引力により、干満という形で影響を受けるほどですから、それと比べるとずいぶん小さい私たち、ヒトの水分も影響を受けていると考えるのが、道理に合っていると私は思うんです。
例えば…
地球は満月と新月の時の月2回、「大潮」*1でいつもと違う状態の海になり、
月経がある女性も、本来は満月の時に「月経」が開始、新月の時に「排卵」があるとされ、同じく月2回、体に大きな変化があります。
現代に生きる女性は、忙しかったり、ストレスフルな毎日を過ごしてるため、「満月=月経」「新月=排卵」の時期が、個人により違ってきているとは思いますが、本来のリズムとしてはそうらしいのです。
もう少し深く掘り下げると、月は
と主に4つの形で分類されるのに対し、
女性の体(生理現象)も
高温期 ⇒ 月経期 ⇒ 低温期 ⇒ 排卵期
と4期に分けられます。
月が満ちていくに従い、引力により波が少しずつ満ちるイメージ、
そして欠けていくに従い、少しずつ引いていくイメージ・・・
=(イコール)
満月の時にはたっぷり満ちきって、月経がはじまり、
・・・イメージ、イメージ~
初めてこれを知った時には、何度もうなずいたのを覚えています^^
そんな月の影響は、女性だけなのでしょうか?
例えば...
満月の夜には、ドラゴンボール (アニメ) ではサイヤ人( 主に男 )が大きな猿に変身し、戦闘力が10倍になるとか、ハリー・ポッターでも狼男がオオカミになっちゃうとか。。。
これらは架空のアニメ、小説ではありますが、男の人にも少なからず影響があるからこそ描かれてるのでは?
これはあくまで私の予想ですけど、水分と同じく「血量」も月の満ち欠け(引力)に影響を受けるのかな?と思います。
女性は「月経」という機能があり、ある意味体外に「放出・発散」する機会がありますが、男性はありません。
その分、満月にはいわゆる「血の気」が多くなり、どこかで発散したくなるのでは?という仮説です。
男性の方、満月の夜は普段と違う感情になりますか?
数か月の記録をとって、どなたかフィードバックを下さると嬉しいのですが!( *´艸`)
と、余談はさておき…
最後に月による男女に共通するお話。
先ほど、上弦の月 ⇒ 満月 ⇒ 下弦の月 ⇒ 新月と4つの分類があるとしましたが、
これに準じて、ヒトの体は、
⇒ 吸収期 (上弦の月~満月になるまで)
⇒ 高吸収期(満月)
⇒ 高排出期(新月)
にあたると言われています。
※吸収期(上弦の月) ・・・ からだは栄養や水分(保湿)、行動、こころは新しいものをどんどん取り入れようと意欲的な時期なので、新しい知識や友関係をぐんぐん拡げやすい時にあたります。
※高吸収期(満月) ・・・臓器、皮膚共にもっとも吸収が高い時なので、良いものを与えるとベター。逆に脂肪分の多い食事や添加物などには注意です。翌日からは排出期なのでダイエット開始日としてgood。行動は今までの頑張りが実る場合が多いとされ、こころは衝動的になりがちなので、大きい決断は避けた方がよいそうです。
※排出期(下弦の月) ・・・排出(デトックス)するのに適しています。お水や白湯を多めに飲み、日頃の毒素を少しずつ体外に出し、浄化を心がけるのによい時期です。行動はお掃除にぴったり!この時期にお部屋を見直すのもよいですね^^
こころはいつもより無理をせず、自分を労わるとよいそうです。
※高排出期(新月)・・・排出力がもっとも高まっていますので、デトックス効果の高いスパイシーなものや酵素がたっぷりのドリンク、プチ断食もいつもより効果が得られると思います。行動、こころ的には、排出期を経て悪いものがすべて出てリセットされたという概念なので、新月には” 何か新しい事 ”を始める好機です。願いが叶いやすい日とも言われるので、新月ノートを書いている方も少なくないですよね。
ざっと書いてみましたが、もっと詳しくはインターネットでたくさん関連記事がありますので、ご興味のある方は調べてみてください。
・・・というわけで、8月14日(金)に新月を迎えた今の私たちは8月30日(日)の満月に向けて、” 満ち ”ている最中の「上弦の月」です。
ということは” 吸収 ”の時期にあたりますので、それに合ったアプローチを、フィトテラピーの3つの取り入れ方に基づき、いくつかご紹介したいです。
◆1.飲む(食べる)
「飲む」でオススメなのはやっぱりティザンヌ。ブログリレーのwakanaちゃんも一部紹介してくれていますが、特に女性におすすめはメリッサ、そしてチェストベリーの組み合わせ。生理前にしっかり補いたいプロゲステロンですが、この2つはそのプロゲステロン作用が期待でき、2つを一緒に摂ることで相乗効果も得られます。チェストベリーは苦みがあるので、少しはちみつ等を入れて調整してもらってもGOOD♪
「食べる」で男性にオススメなのがパンプキンシードのサプリ。前立腺がんの予防になる成分の他に、ビタミンEの宝庫であり、加えてタンパク質、ミネラルも多く含まれます。外食・会食等でバランスが崩れやすい方には良い栄養分をぐっと蓄えるのにぴったりですね♪
普段の食事としては、ビタミン、ミネラル、カルシウムをよく吸収するので、それらが豊富なものを摂ってください。白米もこの時期だけ五分付や玄米に変えられるのもいいかもしれません。
◆2.塗る
「塗る」はなんといってもラカンワ オンクチュウ フィト ファーミングクリームが最適。私は塗るのが好きで約50種類以上のボディークリームを試してきましたが、このクリームがとびぬけて良いのは、なんといっても!皮膚を強くする(バリア機能を高める)所だと、個人的には体感しています。つまり、塗るほどに肌を強くする(良くする)という事です。
あらゆる肌トラブルは、免疫力(バリア機能)の低下が原因だと言われていますので、26種類の植物成分が入っている高品質のこのクリームは、この時期だけでも是非塗って頂きたい一品です。さらに保湿を求められたい方はラベンダーやゼラニウムなどを加えられてもよいですね☆
このクリームを手に入れるチャンスがない方は、お手持ちの保湿クリームに上記の精油をほん少し、加えられてもいいと思います。私はよくそうして塗っていますが、可能であれば、そのクリームを買われたお店で精油を加えてよいか尋ねてみてください☆
◆3.香る(嗅ぐ)
「香る」というのも実は体にとっては” 吸収 ”なんです。
というのも香りの成分が鼻の中の粘膜について経皮吸収されたものが、脳に届き、香りとして認知されるからです^^ 香りとして認知されたら、何か効果があるものなら、それが作用したり、その香りと結びつく思い出が記憶にあれば、懐かしかったり、愛おしく思えたり、と感情が動かされます。
そんなわけで、どんなことに対して、” 吸収 ”を高めたいでしょうか?
ふっと落ち着きたいな、という方はラベンダーやクラリセージ、その他お好きな精油をデュフューザーで焚かれ、普段より大きく深呼吸されてはどうでしょうか?
たった1分でもよいのです。香りを嗅いだら、ぐっと深呼吸。
そんな風に意識的にリラックスする習慣もとっても大切です。
自分を愛する気持ちを高めたい方は、フランキンセンスや、マンダリンやオレンジ、シナモンリーフやナツメグなどがオススメです。
フランキンセンスはクレオパトラが乳香として朝に焚いていたとされ、柑橘系+スパイシーな香りは、夜に焚いていた「キフィ」と呼ばれる合わせ香に似ていると言われ、深い鎮静とリフレッシュ、心に温かみと光を与えてくれます。
またパートナーがいる方にはイランイランとベルガモットミント、ローズ系(ローズ/パルマローザ)、またはサンダルウッドとの組み合わせなどもオススメ。
イランイランは、男性の多くが好きな香りだと言われ、実は官能的な気分になれる「催淫効果」も期待できる精油です。ベルガモットミントは爽やかさだけでなく、その催淫効果を強め、ローズ系はブログリレーでmimuraさんが書かれているように魔法の精油、女子力UPにも効果的。サンダルウッドは古来より瞑想時に使われるほどなので、気持ちを落ち着かせる効果は抜群です☆
パートナーのお帰りの時間、お風呂上がりの時間に合わせて、一度焚かれてみてはいかがでしょう?^^
月との関係は色んな説があり、ほんと?嘘?など賛否両論です。
「信じた我が道を進むのだ!」的に自分イズムを貫く姿ももちろん素敵です。
でもせっかくなら、何事もできるだけ無理なく、スッと進めるためにも、こんな月のチカラを信じて、そのリズムに乗ってみるのも一つの選択肢です。
そんな月のリズムと生きる私たちに寄り添うフィトテラピーはたくさんあります。
自分の中に漂う、自分だけの波音に耳を傾けつつ…
自分に合うフィト・アプローチを私達のブログの中で見つけてくださるとよいのですけど…!
以上、フィトなユリでした。