les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

娘が喉が痛いって言いだした!

こんにちは、mimuraです。

毎度我が家の(私の?)ドタバタ話ばかりなので、今回こそは少し専門的なお話~と記事をほぼ完成させていた矢先の、昨日の朝食での娘の一言

『ママ、喉イタイ…』

エッ!ノドイタイッテ!!!!
今喉痛いって言ったよね!?

何度も
『ほんとに?』『喉痛いの?』

間を開けて

『喉、やっぱり痛い??(蜂蜜舐めたいだけとか?)』

と聞き返しちゃう私。
その度に『うん』とこっくり頷く娘。

えーーーーっ。
そうか。仕方ない。今日もフィトBOX出動だ。
ついでに記事も書き直しだ(苦笑)。

というわけで、今日は喉の痛みの原因の中でも、風邪(普通感冒)について。

ひと口に風邪といっても、症状はくしゃみや鼻水、咳、喉の痛みや発熱など様々ですが、原因のほとんどはウィルスとされています。

そして喉の痛み=炎症が発生しているということは、ウィルスによって傷ついた細胞や組織を修復するための生体防御反応(免疫反応)が起きているということ。

しかもこどもは、生後6ヶ月まで守られていたママからの免疫から卒業し、今度は自分で免疫を獲得していかなくてはならず(ガンバレー☆)、その一過程として、呼吸器系の感染症を通して咽頭のリンパ組織に免疫を獲得しているんですね。

だからこどもに頻発する呼吸器系の感染症は、こどもが成長し強くなるために必要なこと。

娘の喉の痛みも免疫獲得のために頑張っている証拠!!

そうであるならばー。

炎症を抑え込むのではなく、ウィルスをやっつけつつ免疫力をサポートするフィトテラピーを選びたい。

①喉が痛くなったら即・必ず行う、mimura家の鉄板おばあちゃんの知恵的フィトテラピー
常備している蜂蜜をスプーンで1杯ペロリ、それだけ。
そもそも蜂蜜はミツバチが集めた甘い花の蜜。その効果は様々ですが、1つに強力な殺菌作用・炎症を和らげる作用があります。
これだけでだいぶ痛みが緩和されるから不思議。
忙しい時に本当にオススメなので、ぜひ取り入れて頂きたいです。

※今回は大根を切らしていて作れなかったのですが、蜂蜜大根はもっと強い殺菌、炎症を抑えてくれる作用があり、効き目は蜂蜜よりすごいです☆  
(注:蜂蜜には食中毒の原因菌であるボツリヌス菌が含まれている場合がありますので、1歳未満の乳児には食べさせないこと)

②ティートリー精油でうがい
ウィルス殺菌効果の強いテルピネン4-オールを40%以上含むティートリー精油
こどもなので大人の使用時よりも大幅に薄めてうがい。

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③デザートに西瓜(スイカ)
温・熱性の食材を取り入れるか、涼・寒性のものを取り入れるか悩みつつ、まだまだ温熱性の邪気が体内に侵入したんだろうと判断して、娘の嫌いな寒性食材の西瓜をデザートに食べさす。嫌がってたけど…。
西瓜:のどの痛みを和らげる

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お風呂の中でまだ喉が痛いと言う娘。
うっ(>_<)、なかなか手ごわいっ。
いやいや、免疫君たちが頑張っている証拠だったっけ。

④就寝前にエキナセアのティザンヌとラベンサラの精油で喉元をマッサージ
エキナセア:これも1年を通して常備しているティザンヌ。免疫作用を高めてくれます。喉の痛みや風邪の初期症状に効果のあるエルダーフラワーと迷いつつ、免疫君たちの応援・サポートしてくれるエキナセアを選択。こどもなので薄めで。

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・ラヴィンサラ:免疫増強作用等をもつ1.8シネオール含有量が50%以上含まれながらも、作用が穏やかな精油。ティートリーと迷いつつ、免疫サポートにより強く、ユーカリ・ラジアタよりも効果が穏やかなラヴィンサラを選択。

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ここから悪化したらすぐに小児科へGO☆
でもまずは娘の自然治癒力を信じたい。

ガンバレ、娘!! 強くなれ!!

※風邪は、ひく時期やウィルスのつく部位等によって、症状等が異なるので、選ぶフィトテラピーも変わってきます
※こどもの体力、体重等によってもフィトテラピーの方法・使用量も変わってきますし、最初から小児科受診が必用な場合もあります