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les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

保育園でもフィト⁉︎

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普段は保育園で非常勤栄養士として働いています、sayakaです。
 
健康的な心身を作るために、子どもの頃からの食生活が大切であることは皆さんもご存知だと思います^ ^
 
私が勤務する保育園は、園児は3歳クラスまでと小さく、給食にいわゆるハーブ等は使いません。
ですが、何気なく日々やっていることでフィトに繋がることがありました!
 
日常でも植物の力をもらいながら、子ども達が健やかに育つためにしていることがあります。
 
①植物を種から育てる。(植育・食育
季節に合わせて、種から野菜を育てます。ラディッシュ、いんげん、人参、プチトマト、とうもろこし、ピーマンなどなど。
子ども達が園庭で育て収穫出来ると、給食室に持って来てくれます^ ^
それを調理して、少しずつですがみんなで仲良く食べます。
収穫量が少ない時は、1個のミニトマトを4等分にして…。
「お日さまをいっぱい浴びて、お水をあげて、大きくなったんだね!」
「おいしいね~。」
子ども達は、嬉しそうに食べます。
 
普段は野菜が苦手な子どもも、この時ばかりはチャレンジしています。
今年は稲からお米を育て、その玄米を使って香ばしい「玄米せんべい」を作りみんなで食べました^ ^ 
 
植物の成長を見て、食べることで、食べ物の命をいただくことを体験的に知ります。
そして、土に触れ栽培し、それを活かすことを「植育」といいます。
 
②「だし」は天然のだしを使う。(食育
給食に使う「だし」は、毎日天然のだしを作ります。
 
味噌汁は、煮干だし。
煮物・すまし汁は、昆布・かつおだし。
カレー、スープは、鶏ガラのだし。
だしには「旨み成分」があり、しっかりと天然のだしを引くことで、食材の味を引き出し料理を美味しくします。
 
主な旨み成分は以下の通りです。
 
グルタミン酸…昆布、干し貝柱、人参、玉ねぎ
イノシン酸…煮干し、かつおぶし、鯛、ヒラメ、豚肉、牛肉、鶏肉
グアニル酸…干ししいたけ
↑動物性のものも入っていますが…。
 
旨み成分は、二つ以上を使うと相乗効果で更に美味しくなりますね。
美味しくなることで、使う調味料も少なく、減塩に繋がります。
子どもの頃から濃い味に慣れてしまうと、濃い味でしか満足が得られなくなります。
素材の美味しさが分かるような味付けを基本にしています。
 
では、この旨みを小さい子ども達にどうやって知らせるか?
 
保育園によっては、だしのティスティングごっこをして味の違いを伝える所もあります。
 
小さい子どもには、給食室から漂ってくる「香り」で伝えます。
「せんせい、いいにおいだね~。」
「これは昆布とかつおのスープだよ。給食がもっと美味しくなるんだよ」
と、こんな感じですf^_^;   
給食の時間に見回り、そこで簡単に給食の話をします。
 
乳幼児期は、味覚や食習慣が形成される大切な時期。
一生の健康な食生活の基礎が出来るといっても過言ではありません。
そして、植育や食育、楽しい食事の時間は心も育てます^ ^ 
 
フィトテラピー=植物療法と訳されることが多く、この記事は「植物療法」ではありません。
子どもの頃から生活の中で植物の力を活かして、一生の健康のために出来ることについて書きました。
 
長くなりましたが、読んでくださってありがとうございます。
 
※写真は、私がお世話になっている食育スクールの壁面装飾です。