フィトリップ、マントン編♡
皆さま、こんばんは、Yuki☆です。
予告していたフィトリップ日記、
最初に訪れたマントンMentonという街について、からスタートです♪
マントンは、コートダジュール(紺碧海岸)沿い、イタリア国境に接した街です。
レモンの街として知られ、オレンジやその他柑橘類も有名で、
毎年2月から3月には、たくさんのレモンやオレンジを使ったオブジェが街を彩る、
レモン祭りが開催されます。
(以上3点、写真はinternetより拝借)
↑『世界の車窓から』よろしく撮った、ニースーマントン間の列車内。
↑コートダジュールの車窓風景!
午前中にマントンに着いたら、早速、街中散策。
蜜蜂製品専門店があったり、
MOF(最優秀職人賞)を取ったショコラティエのお店があったり、
プロヴァンス・コートダジュールらしいお土産屋さんがあったり・・・
中でもやっぱり多いのは、特産、レモンを使った製品。
↑「レモンの国(地方)にて」・・・まさにレモンフィーバーなお店でした!
↑マントン産のレモンは、日本のスーパーで見るレモンより、
大きくてごつい?印象でした!
Association pour la promotion du citron de Menton、
マントンレモン促進協会によると、
「レモンの中でも一番甘い(マイルド)!」とのこと。
精油やオーデコロン、石鹸など、香りにかんするものがいっぱい!
(以下、↑の訳文です)
↑マントン産のレモン精油・・・マントンにしかありません!
特徴:
ー自然免疫を強め、代謝機能を強化する
ー血行促進、血液さらさら
ー細胞組織の若さを保つ、抗老化
ー抗ウイルス
ー肝臓強壮
使用方法:
ー1~2滴の精油をお使いのデイクリームやボディークリームに
ー植物性の油(キャリアオイル)に混ぜて
ー空気中に拡散させる
料理のお供に:
カクテル、シャーベット、シーフード、エキゾチックな料理、お菓子、
シロップに入れて、クレープ...
・・・普通にお料理にも使う!というのが、フランス流!?
さすが、美食(ガストロノミー)の国、フランスです。
もうひとつ、ガストロノミーなネタを。
Shinobuさんが見つけられて、購入しようとしていた矢先、店員さんが
「このタルトの中身=レモンカード、試食できますよ」と!
ってことで、試食したら、超美味!!!感動!!!
ふと壁を見たところ、なにやらセレブなパティシエかキュイジニエと
コラボしている様子。
シリル・リニャック氏・・・帰国してフランスのお友達に聞いたら、
「彼は今流行りの有名人だよ!」とのこと。
調べたら、それはそれは華麗なるご経歴の持ち主でした!
パリ15区「Le Quinzieme」(ミシュラン1つ星)のシェフであり、
その他同じくパリ市内でレストランやパティスリー、ショコラトリーも展開、
フランスのテレビ局・M6では数々の料理番組に出演し、
レシピ本も多数出版してるスターシェフだったのでした!!!
フランス版「ジェイミー・オリバー(イギリスのスターシェフ)」と、
一躍有名になったとのこと。
・・・おみそれしました・・・。
↑他にも、マントン産の柑橘類を使ったお酒
リモンチェロ(種類もいっぱい)があったり、
(さすがはイタリア国境の街ですね♪)
マントン産レモンを使ったマスタードやタプナード、お菓子類など、
初日からどれをあきらめようか。。。と迷うくらいの魅力的なものばかりでした!
ランチに入ったレストランも、なんだかんだとレモン尽くし。
↑レモンのノンアルコールドリンク。
Kimieさん、Shinobuさんと、スタートの乾杯!サンテ!
↑お手拭きまで、レモン!
↑お皿にも、ところどころレモンが乗ってます♪
マントンは、個人的にも大好きな、
詩人、ジャン・コクトー氏のゆかりの地でもあります。
曜日の都合上、今回は、彼が装飾したマントン市役所の「結婚の間」を見学に。
↑市庁舎入り口。
↑市庁舎の入り口から入ると見える、シャンデリア?
可愛いかったので♪
結婚の間Salle de mariageは、撮影禁止だったので、
帰りに購入したポストカード(一部ですが)で雰囲気だけでも。。。
↑全体像・・・全面に絵が描かれてます!
↑マントン市の衣装?帽子を着けた新郎新婦。
↑ユリやアロエなど、フィトテラピスト的にもワクワクな絵もあり☆
16年前に初めて訪れて以来、今回は3度目ですが、来るたびに
「いつかここで結婚証明書をもらいたいな~」と言っています。
果たして、この夢はいつ叶うのか???笑
夕方には、200種類くらいのジャムや食事系の保存食を作る、Confitures Herbinへ。
中では製造工程を見学させてくれたり、
試食し放題!のコーナーがあったりします。
ジャムは試食だけで胸までいっぱいになってしまい、笑
結局購入したのは、マントン産のレモンを使った塩レモンコンフィでした!
これまでの写真だけ見てると、ほとんど食べてるだけじゃないか!
と思われそうですが、結構歩きもしました!
↑このまま果てしなく歩けば、イタリア入り!?
海沿いを歩きながら・・・カフェのテーブルセッティングを見ながら歩くのは、
とっても気持ちよかったです♪
(やっぱり食ネタ!ですね、私は^^;)
そんなこんなで、マントンでの1日は、あっという間に過ぎていくのでした。。。
(南仏は、21時くらいまでは明るいので危うく終電を逃す勢いでした・・・!)
先日、Confitures Herbinでいただいた塩レモンコンフィを使って、
鶏肉と塩レモンとオリーブを使ったタジンを作ってみました!
(フランスのレシピサイトのものを参考にしました)
↑サフランは、パリのボンマルシェで購入した、イラン産のものを使用。
鶏肉とオリーブ、塩レモンのタジン
材料:
鶏肉 500~600g(私は骨付きもも肉1本と、普通のもも肉1枚を半分に切ったものを使いました)
にんにく(つぶす)2かけ
玉ねぎ(極細切り)1.5個
ウコン(ターメリック)小さじ1/2
ジンジャーパウダー 小さじ1/4
サフラン 1.5つまみ
シナモンパウダー 0.5つまみ
コリアンダー(刻んだもの)大さじ1/2~1
落花生(なければオリーブ)オイル 75ml
バター 75g
レッド(なければグリーン)オリーブ 125g
塩レモンコンフィ 1/4~1/3個分
塩・コショウ 適宜
作り方:
①タジン鍋に落花生(なければオリーブ)オイルとバターを入れ、玉ねぎ、ニンニクを4~5分炒める。
②ウコン、ジンジャーパウダー、シナモン(ほんの少し)、サフラン、こしょう、塩(塩レモンに塩分があるので、ごくわずか)、コリアンダーを入れ、馴染ませる。
③鶏肉を入れ、玉ねぎの部分にマリネするかのように馴染ませ、鶏肉以外の部分に水を足し、45分間、弱火で煮込む。
④刻んだ塩レモン。、レッド(なければグリーン)オリーブを入れ、5分ほどさらに煮込んで、出来上がり。
*モロッコ風は、おいしいパンを添えて。
*フランス風は、ポテトピュレ、ご飯、野菜などと食べる。
・・・私は、タジンの本場?モロッコ風に?パンを添えました。
パリから帰国直前に、6区のBread&Rosesの
グルテンフリーのパン(7種類の粉が使われているそうです)を
帰国後すぐに冷凍しといたものを解凍して、添えました。
オリーブオイル&バター・・・植物性&動物性の油を結構使ってますが、
気になる方は、油の量を減らして水を増やせば良いと思います!
塩レモンに関しては、Shinobuさんが、詳しく書いてくださってます♪
私も、もっといろいろ試してみたいと思います(^^)/
《参考文献》
・ Cyril Lignacについて
https://fr.wikipedia.org/wiki/Cyril_Lignac
http://www.french-code.com/paris-gourmet-news-05
・鶏肉&オリーブ&塩レモンのタジンのレシピ