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les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

ほっこり「薬膳スープ」

shinobu 漢方
久し振りにルボア、フィトテラピースクールにて、樫出 恒代先生の「漢方」の授業を受けてきました‼︎

先生は銀座の漢方カウンセリングルームKaonと漢方アカデミーの代表であり、薬剤師・漢方ライフクリエーター・講師としてご活躍されております。

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樫出 恒代先生、伊集院 麻代先生(ルボアフィトテラピースクール代表代行)と振替授業参加の私を暖かく迎えて下さった現メディカルクラス受講生の皆さんと。
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私の風邪気味を漢方で素早く治して下さった樫出 恒代先生と。


授業の際には※Kaonのオリジナルブレンドのお茶を私達にいれて下さり、実際に漢方に触れながら受講する事が出来ました。
※Kaon茶のブレンドは
疲れ目に良い「菊の花」
アンチエイジング効果のある「クコの実」
美肌効果のある「なつめ」
リラックス効果があり胃の働きを助ける「みかんの皮」
体を温める効果のある「生姜、人参、シナモン」が含まれています。
疲れやすくて、冷え性、仕事が忙しくてストレスが溜まる…等の悩みをもった方にピッタリ!
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樫出先生は、おっしゃいます。
「体調不良は、その人自身が自身の自然治癒力で治していく」

「氣・血・水」どの部分のバランスが崩れているのか?
「巡る身体」を作る為に何処が1番滞っているのか?

先生 は「人を見るツールである、舌診、腹診、足診(先生オリジナル)、脈診やカウンセリング」と「五感」を使ってその人に必要な「漢方アプローチ」を判断し、その人の自然治癒力を高める事で不調の原因を取り除いていきます。

不調部分を薬で抑える西洋医学のアプローチとは違いますよね‼︎

「氣・血・水」とは私達の体を構成する3つの成分で、互いに助け合い、コントロールし密接に関係し合いながら全身を巡り、生理機能を営んでいます。

「気」は生命エネルギー
体を温め維持し、新陳代謝を促進します。汗をコントロールし病気から身を守り、免疫作用にも影響を与えます。

「血」は血液とその働き
血液のことですが、それ以外にも全身に栄養を行き渡らせ体を潤す働きのほか、精神を落ち着かせる働きもあります。

「水」は体内の血液以外の体液
だ液や消化液など血液以外の体内の水液のことをいいます。体を潤す働きがあります。


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最近は日に日に空気が冷たくなり、益々乾燥してきました。乾燥した空気が鼻や口から入ると口や喉、皮膚、唇、髪も乾燥して来ます。便秘や風邪といった症状も多いですよね。そんな乾燥した空気が影響を与えるのが肺。なので、この季節は体や肺を潤す食事を意識してとるようにしましょう‼︎
積極的に取りたい食材:
白キクラゲ・柿・梨・ブドウ・山芋(長芋)・百合根・黒ごま・白ごま・くこの実・イカ・豚・卵・アスパラガス・松の実・銀杏・豆乳・ホタテ・ほうれん草・ピーナッツ・牛乳など

この時期役立つ風邪に効く漢方薬を3つ先生に教えていただきました!

風邪のひき始めの症状「寒気、発熱、頭痛、鼻水、喉の痛み…など」を感じたら…

・葛根湯(かっこんとう): 汗をかいていない人、体力のある人(まだ熱が出ていない人)

・桂枝湯(けいしとう): 胃腸が弱く、脇や背中にじとっと汗をかく人

麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう): もともと寒がりで、風邪をひくと横になっていたいようなだるさがある人(お年寄りが飲んでもOK)

漢方薬名の最後に「湯」が付いているものは、お湯に溶かして飲んだ方が断然効きが良いそうです。


もう1つ友人に教えてもらった風邪に効く漢方⁈を。
私は今の所お世話にならずに済んでいます…
・京都念慈菴
香港のもので、シロップ状でこのまま食べるかお湯に溶かして飲むタイプ。この1袋が成人の1回分。
成分は枇杷葉、陳皮、百合、杏仁、菊花、甘草、茯苓、麦冬、桔梗、乾姜、ハチミツ等天然植物を沢山含んでいます。
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飲み終わったKaon茶のティーバックはお風呂に入れて入浴剤として使ったり、出汁として使用出来ると授業で伺いました。そこで、早速薬膳スープに挑戦😊

今回の材料は、体を丈夫にする滋養強壮食材で血と気を補って、脾と胃を丈夫にする働きがある「長いも」と「なつめ」を使います。
胃腸の調子を整えるほか、不眠、貧血、冷え改善にも効果があります。

五臓についての詳しい説明は9/14 「楊貴妃も愛した⁈白キクラゲ」をご参照下さい。

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長いもとなつめのスープ
材料(2人分)
長いも 60g
鶏胸肉 60g
なつめ 4個
鶏がらスープ 2と1/2
おろし生姜 小さじ1
酒 大さじ2
塩 小さじ1/2
作り方
①長いもは薄い輪切り(私は長方形に切りました)にし、酢水につける。鶏肉は水洗いし水気を吹き、一口大のそぎ切りにして半量の酒をふる。なつめは横半分に切り、種を取る。
②鍋に鶏がらスープ、水気を切った長いもを入れ、なつめも加えて火にかける。煮立ったら5分ほど煮る。肉、残りの酒を加えて10分ほど煮る。塩で味を調え、仕上げにおろし生姜を加えて混ぜる。
※今回私は鶏ガラスープの代わりにKaon茶のティーバックを使いました。
写真手前がティーバックです。

棗は薬膳ランチに誘ってくれた友人からのいただきものです!
薬膳ランチについては別途またBlogでご紹介させて頂きます。
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棗なつめ
心の働きを良くし不安感を和らげ、脾の働きを良くして胃腸の調子を整えるので、必要な栄養を補う事が出来ます。
更年期のイライラや不安などによく、他の生薬の効能を穏やかにし、体のバリア機能を高めて花粉症によいと言われています。

鶏肉
肉類の中でも消化吸収が良いので、胃腸に負担がかからない鶏肉。お腹を温めて気を補うので、食欲がない時や慢性の下痢の改善に。虚弱体質の人の体質改善、体力が落ちている人や産後の体力回復にも良いでしょう。

生姜
新陳代謝を高めて体を温めるので、お腹も温まり、胃の調子を整え、食欲を増進させ、かぜの初期症状に良いでしょう。肺の働きをよくし、冷えを悪化する咳、痰にも有効です。かにやえび、魚介類などの中毒予防や解毒作用にも効果があります。


「Kaon Paper vol.47」
「からだを調える薬膳スープ」
「薬膳で楽しむ毒出しごはん」
「まいにちの薬膳」
参照