香りのチカラ
mimuraです。
フィトテラピーを学び始めたきっかけは、自宅に置いてあるインテリアとしてのグリーンと、時折焚くアロマやお香の存在が、ホルモンとメンタルに大きく作用していると気づいたからでした。
中でもアロマテラピーの香りというのは本当に深いものだと日々感じています。
香りは0.2秒で動物脳である大脳辺縁系に届き、すぐ近くの視床下部に影響をもたらし、心身に一定の生理作用を及ぼします。
この作用を利用して、自分は今どのような香りが好きで、どのような香りが苦手なのかを知り、自分の心の声、潜在意識に気づくこともできます。
そしてその香りを自分の力に変えていくこともできます。
今の私に欠かせないパートナーアロマはゼラニウム。
おそらく子供に手がかからなくなるまで必要な、大切な香りです。
帰宅途中の駅のベンチでゼラニウムオイルを手に付けて顔に近づけ香るだけで、仕事でフル回転しトゲトゲしくなっている脳とメンタルが、一瞬で母モードに切り替わります。
ゼラニウムはバラの様な香りで『母性』を感じる香りとも言われていますね。
不安と抑うつ気分を鎮めて心のバランスを取り、ホルモン系の働きを正常にして婦人科系の症状を和らげてくれる作用がありますが、
私にとってのキーワードは『母性』。
香りをかぐと温かく包み込まれるような気持になるんですね。
自分に必要な香りがゼラニウム=私は母性を大切にしたいと気づいてから、随分と子供と接する態度が変わりました。
アロマはそんな気づきを導いてくれる、不思議で奥の深いツールです。
皆さんもパートナーアロマを見つけてみませんか?