les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

婦人科へ行こう

今回からブログに参加させていただきます横井公恵です。

日ごろ私が実施しているセミナーやカウンセリングでお伝えしていることの中から、

また、私自身が日ごろ実践していることから ちょっとした生活のヒントになるようなことをつづっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

※自己紹介は、12/3shinobuさんのIntervew記事をご確認いただければ幸いです。f:id:lebois_medi02:20151109074803j:plain

アーユルヴェーダ医・Perera教授と@スリランカ

(ルボアを卒業後、植物療法のルーツをたどって伝承医学アーユルヴェーダについて学びました)

 

統合医療」と「補完療法・代替療法

最初にお伝えしておきたいことがあります。

それは、フィトテラピーは、現時点ではあくまでも補完療法・代替療法であるということです。

 

 ・急務な症状のとき、

・健康診断や人間ドックで数字として不調が確認されたとき、

感染症で他人に迷惑及ぼしてしまう症状のとき、

・女性の病気としてお悩みが発生したとき

 

まずは、現状確認をするということが、とても大切なことです。その意味でも、補完療法を活用する前には、きちんと病院に行っていただくことをお約束いただきたいと思います。

今後、日本の社会でも今進められようとしている、「統合医療」が実現されていくように、私たち自身が「病院での診察・治療(主に化学療法)」+「民間治療(補完療法)」

を意識していくことで、予防の段階に重点を置き、病院と上手にお付き合いしながら、健康を獲得⇒人生を充実したものにして、いこうではありませんか ! 

 

森田敦子さんによって日本にもたらされた、フィトテラピーの世界は、楽しく日々実践できることがいっぱいです。

ルボア・フィトテラピースクールで学び、認定を授けた私たちメディカルフィトテラピストは、森田さんを含む医学・医療、薬学、栄養学、美容、介護など多岐にわたる第一線の講義陣から伝授していただいた内容に、専門分野やおかれている立場(ママだったり、バリバリ仕事していたり、介護中だったり・・・)で得た経験をプラスしてオリジナライズさせ、みなさんとご家族の健康をご支援させていただいています。唐突ながら・・生きることは食べること! 私は、たぶん、食べ物の話が多くなると思いますが、楽しんでお読みいただければ幸いです。

 

さて、では、スタートです!!

 

「婦人科へ行こう」

女性にとって大切なこと。それは「若さ」を保ち美と健康を維持していくことです。ここで言う「若さ」とは、身体全体が「年相応に」できれば「実年齢よりも」ということ、見た目だけではない「若さ」であると理解していただきたいと思います。身体の中からしっかり対応していくこと、それが「真のアンテエイジング」です。

 そのためにも、「婦人科へ行こう!!」と、常々お伝えしています。

アンチエイジングといっても、やみくもに、対応しようとしても、どこから手をつけるの? という疑問が先にたちます。その、何から手をつければいいのか? を発見することこそ 「若さを維持していくこと」につながっていくんです。

 

既往症や疾患がある方はもちろん、ほんの少しでもお悩みがある方は放置せずに、前向きに治療を実践していくこと。婦人科へ行けるのは、女性の特権です! 病気の治療にのみいくところではありません。

体調の変化には必ず意味があります。その原因が病気の場合もありますが、自分の健康状態を知ることは、未病の段階で「発症を抑えられる」、「症状を改善する」、「悪化させず現状を維持できる」ことにつながります。オーバーでなく、人生のために 婦人科へ行こう と声を大にして言いたい! (政治家みたいですね^^)

 

10年以上も前のことになりますが、人間ドックでいつもひっかかる数値がありました。それでも健診結果のカルテには、「経過観察」。その記載の通り、進行も後退もしません。そんな状況がいやで、婦人科へいきました。そこでは、病気以外のお悩みを聞いてくださり、お薬をあまり飲みたくなかった私に処方していただけたのは漢方薬。二週間ごとに症状をチェックしてくださり、症状の改善具合にあわせより合うものへと処方を変えてくださいました。本当にピッタリとマッチしたものは、たった2週間でも体調の好転が体感でき、約3ケ月ぐらいで結果もでました。数年後・・・フィトテラピーを学んでから、あの時の先生が身体全体・心を含めて診てくださっていたことを、かつてのお薬手帳の記録を見直し、納得した次第です。すばらしい先生でした。

 

女性は、信頼できる婦人科医(病院)と出会えることは、何よりもの財産だと考えます。前述の一例のとおり、私は、幸い、とても信頼できる婦人科の先生との出会いに恵まれてきたと感じています。加えて、「不調を感じたとき、女の子は 婦人科へ行くのよ」と教えてくれた母にも感謝したいと思います。

 

とは言え、中学の時、母と一緒に初めて婦人科へ行ったときの感情を今でもしっかりと覚えています。怖くてあまりいい印象ではありませんでした。

あの時の私のように、わたくしの周りには、大人になってからでも、婦人科へ行くことに抵抗を感じる方は少なくありません。それでも、人生を充実したものにするために、勇気を出して門をたたきましょう!!

 

・生理のとき出血や腹痛があるのは あたりまえ (病気じゃないし)

・加齢とともに、太ってくるのは仕方ない・・(ダイエットしてもどうせ痩せないし)

・更年期でつらい・・誰にも訪れること。(がまんがまん)

 

そんな風に思っていませんか?

これ、ちょっとした生活習慣の心がけや食生活(食べ物だけでなく飲み物も)の改善や工夫で症状が緩和されたらうれしいですよね。前述の漢方の事例しかり、フィトテラピー(植物療法)では、それができるんですよー。生活の一部として、自分で日々実践すること。ホームドクターはまさに自分ということです !

 

ルボア・フィトテラピースクールをきっかけに、お世話になっている先生がいらっしゃいます。安全性に配慮された植物成分を主としたサプリメントを処方してくださり、クライアントがアンチエイジングに取り組むことを治療法のひとつの手段として徹底的に取り組まれていらっしゃる医師・婦人科の先生に出会うことができました。

健診結果に書かれた冷たく書かれる「経過観察」。その裏に隠れてしまう私たちの気持ちに、ちゃんと気がついて寄り添ってくださる先生です。

 

ヒント! 月経血ドッグ・糖化・卵子・遺伝子・・・ 

さぁ 検索してみましょう!! きっと その先生が見つかるはずですよ。

(答えは・・・次回のブログでお伝えします。お楽しみに。)

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今回は、代替療法としてのフィトテラピーの位置づけを考え、興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。次回もよろしくお願いします。