les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

夏も近づく八十八夜🌱

新茶を飲みました。
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トロンとした甘さ、豊かな香り、そしてスッキリとした苦味!あらためて旬の美味しさを知りました😊

「今年は平年より新茶の出荷が遅れましたが、できは上々、美味しい新茶になりました。」
そんな風に教えてくれたのは、九州から来たという優しい笑顔の売り場の方。私のために試飲用のお茶を、手際よく用意してくれました。

八女の新茶です。
茶葉も青々として美しい✨
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一杯目はトロンと甘く、
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少し熱めのお湯でいれた二杯目は、一杯目とはまた違った味わいに。

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同じ茶葉なのに、私でも分かるくらいに味に変化を感じます‼︎

 

土地の味がする新茶たち🌱
試飲させていただいたお茶は三種類。
鹿児島、宇治、そして八女産です。
湯のみのお茶の色は、鹿児島は緑色、宇治は美しい山吹色、そして八女はひときわ濃い緑色に見えました。

美味しさをおすそ分けしたくて、お世話なってる目上の方にプレゼント(母じゃない方にも、母の日シール付き(笑))。
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2017年は5月2日🌱
立春の日から数えて八十八日目にあたる日を「八十八夜」と呼びます。立夏のちょうど3日前にあたり、その年によって日にちが前後します。今年の「八十八夜」は、5月2日です。

 

八十八夜🌱
日本独自の暦の数え方になります。二十四節気などの季節の区切りは、ほとんどが中国から伝えられたものですが、「八十八夜」は日本の暮らしの中から生まれました。

 

「遅霜」アラーム🌱
「八十八夜の別れ霜」という言葉があるように、暖かい日が続くようになっても、ある日突然気温下がり「遅霜」が降ることがあります。八十八夜という言葉は、そういった寒暖差からこの時期に育つ若い芽を守るための「注意喚起」の意味がこめられています。

 

夏への準備🌱
また、八十八夜を過ぎると暦の上でも立夏となります。スクスク育つ新芽のために「夏に向けての準備」を始める時期になります。

 

新茶摘みの最盛期🌱
「八十八夜」の時期は、主なお茶の産地では新茶(一番茶)摘みの最盛期になります。「旬」であるということと、八十八夜に摘まれたお茶は「不老不死の縁起物」として珍重されることから、特に最上級とされています。

 

栄養豊富な一番茶🌱
4月下旬から5月上旬にかけて摘まれる新茶(一番茶)は、後に摘まれる二番茶、三番茶よりも栄養と旨み成分が豊富に含まれています。質がよく香味豊かな味わいが、新茶の特徴です。

 

お茶は栄養豊富なことから、スーパーフードとしても知られ、数えきれない効能があります。
⚫︎茶カテキンの作用による動脈硬化・高血圧症予防・ダイエット効果
⚫︎ビタミンCの美肌作用やアンチエイジング効果
⚫︎フッ素の歯への効果

 

新茶でリラックス🌱
新茶に特に多く含まれるアミノ酸の一種であるテアニンは、甘味や旨味の成分です。そのため一番茶は苦味や渋みが少なく、非常に飲みやすくなっています。また、テアニンは味だけではなく、緊張や興奮状態を落ち着かせるリラックス効果があります。

 

テアニン以外の効能につきましては、以前のblog「Green tea🌱」をご参照ください😊

 

新茶を使った”おやつ”も見つけました!

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大好きなHIGASHIYAでリラックス❤️

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新茶羹🌱
濃厚で豊かな旨味をもつ鹿児島県産の「ゆたかみどり」の茶葉を使用した季節限定の錦玉羹。茶葉の鮮度を活かすために生仕上げにしてあります。