les feuilles

ルボア卒業生AMPP認定マスター/メディカル・フィトテラピストによるフィトテラピーな毎日

新年の伊勢鳥羽、杜(森)と海をめぐる旅。

cottonsnowです。昨年に引き続き、即お役に立つかわからないけどみなさんの心のビタミンになるような記事を書いていきますので(!)、ゆるゆるとおつきあいください。

 

さて、このお正月は、伊勢〜鳥羽方面へ行ってまいりました。

 

初めて訪れる伊勢半島は、さぞかし温暖な気候だろうと思っていたら…、

 

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ざっぱーん、と打ちつける波!吹きすさぶ風!時折飛んでくる雪!

 

完全に甘く見ていましたよ二見浦…。

 

途中の四日市あたりが吹雪いてましたので、電車降りてからも覚悟はしてましたが、寒かったです。。

 

 

しかし、翌朝、初めて訪れた伊勢神宮の杜は、すがすがしい空気に包まれていました。

 

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お正月で人出は多かったのですが、

 

「混んでるのに、なんて静かなの…!」

 

いままで体験したことのない現象に驚きました。

 

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杜には、樹齢数百年クラスの樹々が。

 

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頭上を見上げてもてっぺんが見えないので、首が疲れてきます。。

 

でも木から、とてつもなく力を感じとることができます。

 

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木(き=樹)は気(き=氣)に通じるんじゃないか、なんて思います。

 

 

神宮は、広い。外宮も内宮も、森がそのまま社になっています。

 

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樹々の間も整えられているのか、ちゃんと光が差し込んで、落ち葉もふかふかで、森の成長には最適な空間ですね。

(昨年、森の案内人の方のツアーに参加し森のことを学んだので、つい、森を育てる目線に…)

  

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ふだん、街歩きをしていて思うのは、あ、ここに大きい木が何本かあるな、と気づくと、だいたいそこは神社やお寺なのです。

 

昔から、森や樹々、その他岩や海などの自然が崇拝や畏れの対象となり守られてきたということと関係があるのでしょう。

 

逆にいうと、神社やお寺と関係ない森がどれだけ伐採されて宅地化されてしまったか、ということでもあるのですが。。

 

 

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ほかの社(やしろ)とは規模が違うだけに、どれだけこの伊勢の杜が大事にされてここまで残ってきたか、今までにどれだけの人が手をかけてきたのか…。

 

思いは時代を遡ります。

 

 

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伊勢の杜に沈む雲陰の夕陽。光が美しい。

 

伊勢や神道を特段美化するつもりはありませんが、江戸時代から多くの人が伊勢を目指す理由がわかった気がします。

 

 

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内宮を流れる五十鈴川。水がきれいで冷たかった!

 

 

お伊勢さん参りの帰りには鳥羽にも足を伸ばしましたが、ここではとくに観光はせず、コーヒーを飲みながら海を眺めてぼーっとしてました。

 

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穏やかな海辺のテラスにて、究極のぜいたくな時間(さすがに屋外は寒いので室内で)。

 

 

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帰る間際には、彩雲(日光の反射で虹色に光る雲)も見られて、空好き雲好きにはたまりませんでした。。

 

 

森と海と…自然のきびしさも豊かさも満喫した旅。新年からとてもよいスタートとなりました!

 

最後にフィトテラピー的森林浴豆知識もちらりと。

 

森の中を歩くと、その樹々が発散する「フィトンチッド」という芳香性揮発物質によって、病原菌から人体を守るNK(ナチュラルキラー)細胞が増える、

 

という研究結果があるのです(2009年、日本医科大学で環境医学を研究していた李氏の論文による)。

森林浴の効果を裏づける研究と言えるでしょう。

 

ちなみに、私が神宮をまわった日の歩数、実に

2万4300歩!

 

どれだけNK細胞増えたんでしょうか…(笑)

 

近くにある公園などの樹々の近くを歩くだけでも、フィトンチッド効果があるとのこと。

 

この週末は、森を歩いてみませんか?

 

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別宮をまわったときに見つけた森の赤ちゃん。伐られちゃうんだろうか?

 

今年も、飲む塗る香る食べる、の植物療法の記事にプラスして、私ならではの、育てたり歩いたりして感じるフィトテラピーエッセイを書いていきたいと思います☆

 

本年もよろしくお願いします!

美しく香り豊かなローズは「飲む薬」

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南仏の薔薇・センチフォリア 2017年7月 奇跡の薔薇は復活を遂げていました

ローズは観賞し、そして香りを楽しむもの。いえいえ それだけではなく、「ローズは、飲むもの」でもあります。フランスやブルガリア、イランなどでは、薔薇の「フローラルウォーター」を飲用として活用しますし、薔薇のつぼみのお茶や、花びらのコンフィチュールなどもあります。30代になりたての頃だったと思います。友人が、香港で買ってきた貴重なお茶があるといって、薔薇の小さなつぼみのお茶を入れてくれました。とても小さなものでしたので、おそらく早摘みのつぼみだったのではと思います。また、香港へ行ったときに、有名なホテルのローズジャムをいただきにわざわざ出向いたりと、思えば、フィトテラピーを志す以前から、華やかな特別なものとして食していたのを思い出しました。 

アロマテラピーで使う精油の多くは、「水蒸気蒸留法」という方法によって製造されます。水蒸気蒸留法は、原料の植物を水蒸気で蒸し、その植物の芳香成分を含んだ水蒸気を冷却します。すると、親水性の成分を含んだ水と、親油性の成分が得られます。親油性の成分のほとんどは水よりも軽いため、上に浮かびます。この親油性の成分が、精油になります*。

そして、(下に沈む)親水性の成分を含んだ水が、フローラルウォーターです。つまりフローラルウォーターとは、「ハーブ(芳香植物)を水蒸気蒸留することによって得られる芳香成分を含む水溶液」のことをいいます。*その成分のほとんどは親水性ですが、精油成分も少量含みます。*水よりも重い精油も一部あります。

 

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水蒸気蒸留法(フリー画像からの引用)


◇はじめての出会い

ローズのフローラルウォーターとのはじめての出会いは、30年近く前になります。和菓子屋さんから買った1本の「ローズ水」。「玉屋」(大角玉屋)という苺大福の考案で知る人ぞ知る 四谷三丁目の和菓子屋さんですが、お近くだったこともありオフィスに苺大福を売りに来ていたんです。昼休みに大福買いたさに売店に行くと、会社の先輩が、奥様から頼まれて特別にお願いしている「ローズ水」があるというので、私も真似をして買うことにしました。どうやって使うのかうかがったところ、化粧水代わりにしてるよということで、私もそのようにしてみところ、あら、なんとなくいい感じでした。和菓子屋さんでは、ローズ水は、きっと和菓子の香りづけに使われていたのではないかと思いますが、化粧品のようなきれいな瓶1本で、たったの1000円でした。その頃は、お高い化粧品がいいのだと思うような価値感の中で生きていたので、製造方法や産地などに興味を持つこともなく、リピートせず終わったように記憶しています。ただ、香りはしっかりと覚えていて、今思うと、あれはきっと、ブルガリアのダマスクローズだったと思います。

かくしてその後 紆余曲折・・・はあったかどうかはわかりませんが・・・植物療法士になって あのときのローズ水が、フローラルウォーター(芳香蒸留水)だということを知りました。そして、それが如何に貴重で、お肌や身体によいのかも、理解することとなりました。


◇お肌のトラブル知らず

植物療法を学んでからは、ローズとラベンダー、その芳香蒸留水は、私の美と健康の相棒となりました。with B  (Beauty water) です。(笑)
私の開催する講座に参加してくださっている方の中には、私のように、with B を手放せなくなっている方も多く、年に何度か、フランスのダマスクローズとワイルドラベンダーの1Lボトルをたくさん仕入れています。有名メーカーの化粧水などと比較しても大変お安いですし、加えて、年齢や肌質やコンディションを問わず、適用してくれる優れものです。かつての私のように、肌トラブルを抱えていても、お高い化粧品を使うことで安心を買っているような、そんな思い込みに支配されている人こそお使いになっていただきたいとも思います。

 

◇塗る薬 : 全身トリートメントで、皮膚から取り入れるローズの効果

2011年ごろ すでに植物療法士としてスタートしていた頃ですが、企業の広報誌の編集長として6年におよぶハードな毎日を支えてくれたのが、ローズでした。リーマンショックでグローバルレベルでの経済の混乱のあおりを受けて、さらには、未曽有の震災による大変な時期を乗り越えるために、オフィスの仕事も過酷さが増していた時期でした。疲労が蓄積するときには、自律神経のバランスやを崩し、ひきずられるようにホルモンのバランスを崩してしまう、体の痛みとして現れる、そんなことが時々やってきました。好きな仕事を元気に続けていくためにも体調管理も必須。オフィスから5分と離れていないあるひとつのサロンに出会い、どうにもならなくなると駆け込んでいました。サロンは今も健在で、ペルシャローズ(イラン産)の精油ローズオットーを贅沢に使ったオールハンドの全身ボディマッサージをしてくださいます。美容整体をベースにした手技で全身のゆがみを取りながら、リンパを流してコリやむくみを丁寧にほぐす手技はみごとですし、ローズの香りと全身をオイルにつつまれ、芳香成分がもたらす効果と皮膚からの薬理成分の吸収による効果で、老廃物ができった翌日以降には心身ともに回復していくのがわかりました。昨年の春、代表の女性とお会いすることができ、私がかつてどんなに救われたかの感謝の気持ちを伝えることができました。お話しをうかがうと、創業のきっかけは、やはり、私が感じていたような同世代に起こりがちな心身の不調だったこと、そして、同じ状況下の人たちの助けになればとの志にあったことを知りました。やっぱり ローズってすごいんだ!! と、確信が強くなりました。

◇飲む薬 : 精神的なダメージの回復 産後鬱・壮年性不眠症

それから、また別の機会に、あるひとりの女性とお知り合いになりました。
今は50代の半ばを迎えられたその方は、3人目のご出産後の30代の後半から、産後鬱で、とてもつらい思いを長年にわたって経験されたということを聞きました。そこで、その鬱から彼女を救いだしたのも、ローズでした。

その経験を踏まえ、日本で唯一 ブルガリアの政府公認のローズの精油やウォーターを輸入し製品化と販売をする会社を立ち上げられました。日本では、まだまだなじみが少ないローズウォーターの食用について、イタリアンやフレンチの著名なシエフやパティシエのみなさんへ働きかけ、ローズをつかったお料理やスウィーツを作っていただいて、日本での普及化を目指そうとする活動をされています。

ちょうどその時期にご相談をいただいた友人のお母様が壮年の不眠症に悩まれていらっしゃいまして、ローズウォーターの飲用をお試しいただいたところ、効果覿面!! 続けて飲まれ、ほどなく状況は改善をされました。このことは、私にとっては、ローズの効果・効能を確信するひとつの事例となつています。 

蛇足ですが、私がFBで1月2日に投稿した「ラデュレ」は、ローズを使ったスウィーツが有名です。一年の初めに、親子で美と健康を願って、大いにいただきまくったと言う、実は深い狙いがあったのです。

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サン=トノレ・ローズ・フランボワーズ」シャンティというふわふわのクリームからは、ローズの香りがします

◇南仏での「奇跡の薔薇」との出会い

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標高1600m ボイヤーさんの農園 

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私たちが見えなくなるまで こうやって見送ってくれる 仲の良いご夫婦です

 

そしていよいよ、2016年と2017年南仏です。

ニースからグラースを経由して向かうコードダジュールアルプスへの旅。
ボイヤーさんのご夫婦と出会う幸運に恵まれました。目の前でみる薔薇の畑は、感動でした。そして、花の収穫と水蒸気蒸留に立ち会わせていただくことができました。石田佳奈子さんなくしては、この素晴らしい経験をすることはできませんでした。心から感謝の気持ちでいっぱいです。今まさに、ローズオットーが そして ローズウォーターが!!! こうやって出来上がったものが、私たちのところへやってくるのですね。

 この標高1600mに咲く薔薇については、実は、とても感動的なストーリがありました。

 ひとつは、2016年。ボイヤーさんのご夫婦が大切に育てている薔薇が咲く時期にあわせて私たちはフランス入りをすることを計画していましたが、日本を出発する前にすでに、開花が遅れていることを知らされ、収穫体験は断念と聞かされていました。

しかし、渡仏して数日、なんと、ちらほらでありますが、咲きだしたというのです。ニース到着から4日目 辿り着いたその場所で、私たちの目の前には 薔薇の花が咲いていてくれました。そして、収穫量はほんの少しだったにもかかわらず、ボイヤーさんが、釜をたいてくださったのです。その年のローズの初釜です。今思い出しても涙が出てきます。その場の空気を全部吸い込みたい気持ちで ずーっと 見守りました。ああ、なんて幸せな。

 

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ステンレスの蒸溜釜に私たちが収穫した薔薇の花びらを入れていよいよ蒸溜 蒸溜の際には銅の棒を入れます。 

2017年 再びのボイヤーさんの農園。今度は、7月中旬にラベンダーの収穫にまいりました。先駆けてグラースのローズ祭りに合わせて5月末に開催されたローズのツアーは、ボイヤーさんの農園では悲しいことに春の長雨で薔薇は全滅し、せっかく出向いた参加者も標高1600mの薔薇に出会うことはできなかったと聞かされていました。が、その後、奥様アベリンさんの努力の甲斐あって、なんと、私たちが訪れた7月には 復活を遂げていたのです。満開の薔薇と収穫に立ち会うことはできませんでしたが、青々と復活した薔薇の枝葉をみることができて、本当に幸せな気持ちになりました。奥様のアベリンさんが畑で語ってくれた 復活のストーリーにも心打たれるものがあり、心がふるえてしまいました。

後に、佳奈子さんが、標高1600mで薔薇を咲かせるということは並大抵のことではなく「やっぱり奇跡の薔薇なんですよね」とつぶやいた言葉に、心を打たれました。

 そして、その後収穫された復活した薔薇が今 ローズウォーターとして私たちの手元にあるということの素晴らしさ。ひとりでも多くの方に、この素晴らしい ローズウォーターをお伝えしていきたいという気持ちでいっぱいです。

 

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アベリンさんの工房。精油とフローラルウォーター、バームなど

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 ただ今取り扱っているローズとラベンダー 信頼のフローラルウォーターです。

◇ローズの精油(ローズオットー)と芳香蒸留水(フローラルウォーター)

 誰しもが経験する女性ならではの疾病の多くは、ふたつの女性ホルモンのアンバランスや、不足が原因だったりする場合が多いと考えています。女性ホルモン様という作用がある植物はいくつかあって、生活に取り入れていくことで、穏やかに時には、ストレートに、その症状を改善していくことができます。その筆頭が「Rose 」です。

ローズオットーは、200輪の薔薇の花でたった1滴0.05mlしかとれません。その他は水蒸気が冷やされてまた水に戻るときに、薬効をもった水として、産出されます。上澄みが精油ローズオットーです。このローズオットーはこのようにとても貴重な植物の芳香成分を濃縮したものです。作用も高いですが、正しい使い方をしないとお肌への刺激が強すぎることがあります。また、日に当たるとシミや炎症につながる可能性のある成分、妊婦さん・小さいお子さん・高齢者の方などには使用できない成分を含むものもあります。そのため、精油は基本的にそのままでは使うことができず、植物油(キャリアオイル)などで薄めて使う必要があります。そして、精油を植物油に薄める際も、希釈(濃度を薄めること)の濃度など、注意しなければいけないこともあります。

 一方、ローズウォーター(芳香蒸溜水)は、価格もお手頃で、たっぷりと使うことができ、香りを楽しむことができます。もちろん、お肌にもいいですよ。でも、やっぱり飲んだ効果をぜひ体感していただいきたいと思います。実は、Roseの薬効成分は水溶性で、ウォーターにこそ溶け込んでいるものも多いのですし、精油成分も微量ですが溶け込んでいます。ただし、市販のものでは、飲用につかえるものは限られます。なんでもいいと言うわけにはいきませんので、ご注意をお願いいたします。

精油も時には、カプセルになったもので服用します。高価なので、ダメージが大きいときのスペシャルなケアですが、不快な症状は翌朝にはすっかり改善されていますし、お肌のトーン・透明感が全く違います。

精油には、ローズアブソリュートという方法もありますが、それは、薬品を使って香り成分を抽出するので、植物療法として服用は厳禁です。固くお伝えしておきます。そんな無理をするよりは、ウォーターの日常使いの方が、現実的です。

 

◇ローズウォーターの薬理効能

以下にまとめさせていただきます。

オイゲノール:

抗酸化やデトックスに高価があると言われています

シトロネロール:

真菌の増殖を抑える働きがあり、血圧降下作用があると言われています

ネロール:

抗菌作用やストレス緩和、ホルモンバランスを整える働きがあると言われています。

ラニオール:

加齢臭の原因であるノネナールを抑制して、体臭を和らげます。また、強壮作用や女性ホルモンの分泌を助ける働きがあると言われています。

フェニルエチルアルコール:

アルコールといってもお酒ではなく炭化水素の一種で、鎮静作用があり、不安な気持ちを落ち着かせストレスを緩和すると言われています。 

女性ホルモンの分泌を助け、心の不安定を安定に導き、抵抗力が低下する際に菌から我が身を守り、そして、何よりも女性としての美しさを保たせてくれる。女性とっては、生活をサポートしてくれる強い味方であるということをおわかりいただけると思います。ローズがあれば、加齢によるお悩みの多くは、解決することができるのです。

 

◇2018年の講座について

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ロッコのダマスクローズと浸出油 講座ではこちらのオイルを使ってワークショップができるといいなと考えています

 

今年の「季節のハーブのおたより講座」は、2月からスタートしますが、まず、このローズのお話会から。通常は、1度しか開催できませんが、今回は、数回企画していきたいと思っています。2018年 ローズを味方につけて、ぜひ、美しく健康に過ごしていただきたいと思います。このローズのお話会については、間もなく、告知させていただきますので、今しばらく、お待ちくださいますようお願いいたします。

今月も最後までお読みいただきありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

Kimikimiでした。

 

 

Bonne année 2018☆

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皆さま、あけましておめでとうございます。Yuki☆です。

今年も何卒よろしくお願い申し上げますm(_ _)m

 

またまた随分とご無沙汰してしまいました・・・。

身体の挑戦、仕事の挑戦・・・様々なチャレンジの中、

9月後半から10月は特に色々な意味で「デトックス期」。

具体的には喉風邪から始まり、気管支炎、

さらには結膜炎で半ば軟禁状態に陥った時期も。

(幸いウイルス性ではなかったので、1週間ほどで復活しましたが。)

「膿出し=生み出し」と捉え、今はReborn!に備えております☆

 

フィトキュイジーヌはそんなこんなで10月は泣く泣くお休みに。

それでも、

9月(〜10月前半)「残暑のアジアンビューティー♡」

11月「実りの秋、バラ色の秋♡」

12月「フィトで、ノエル☆」

と、開催させていただきました。本当に全て「お陰様」ですm(_ _)m

 

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⇧9月「残暑のアジアンビューティー♡」より。

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⇧ウェルカムドリンクには、台湾で人気のバタフライピー(蝶豆花)ドリンク。

アロエベラ、はちみつ、レモンを合わせて・・・グラデーションが宇宙的!

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⇧豆腐とコリアンダーのアジアンヴェリーヌ。

Verrine asiatique au tofu et å la coriandre.

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ベトナム風フィトカレー。Phyto-curry å la vietnamienne.

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⇧梨熟(ペスッ)。Nashis (poires japonaises) au poivre.

韓国の宮廷料理・・・合わせたお茶も、クコや覆盆子の韓方茶で。

 

また、10月には、このブログのメンバーであるkimikimiさんこと、

フィトテラピストの先輩、横井公恵さんご主催、

北海道=フランスを中心にグローバルにハーブ生産に携われている、

石田佳奈子さんをスピーカーに迎えられた、

「ラベンダー」「ローズ」のセミナーにて、

フィトキュイジーヌのデザートを出させていただく!という、

新たなチャレンジもさせていただきました!!!本当に、感謝ですm(_ _)m

 

lebois-medi02.hatenablog.jp

⇧詳細は、kimikimiさんの記事をご参照くださいませ。

尚、11月、12月のメニューについては、次回に詳しく触れさせていただきます。

 

本当に怒涛の3ヶ月で、またブログを書く余裕がなかったのが事実。

こうして年を越して、2017年の活動を振り返らせていただくのも、

またとてもありがたいことです。

 

2017年は、チャレンジ、変化の年でした。

一番大きな変化としては、9月半ば頃から様々な気づき、アドバイスから

特に家ではベジタリアン気味に転向し、身体改革を続けており、

(外では、気にせず、楽しくお食事を楽しむようにしています♪)

フィトキュイジーヌにも、レシピの変革が反映されてきています。

2018年は、その変化を進化/深化できる形にさらなる挑戦をしていきます!

 

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⇧9月、岐阜で出会った坂村真民氏の言葉・・・かなり心に響きました。

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⇧お友達で、Amantes Amentesのジュエリーデザイナー、Ayaちゃん作、

Botanical Gemシリーズ・・・エアプラントと石のコラボ。

私自身からサロンへの、クリスマスプレゼントに。

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ローズクォーツの意味は「内面を輝かせる」!!!

 

このお正月は、年明けとともに氏神さまにお参りに行き、

お昼には母と弟、家族3人んで母の手作り御節料理をいただき、

心穏やかに過ごさせていただきました。

こうして五体満足で、家族皆が笑って過ごせることに本当に感謝です。

「生きているだけで、まるもうけ。」

この初心を忘れず、自分をたーんと愛しながら♡

今年も植物の素晴らしさ、人間の生命力/想像力がどれだけ素晴らしいかを

自ら体現していければ!と思います・・・ミラクル万歳(>▽<)/☆

 

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戌年にちなんで、人参もワンちゃんに♡

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⇧1月1日、夜のスーパームーン!半端ないオーラを感じました☆

 

去年1年間、フィトキュイジーヌにいらしてくださった方々、

またいらっしゃれなくても想いを馳せてくださった全ての方々に、

いつもそばで支えてくれてる母や家族に、本当に感謝していますm(_ _)m

今年も皆さまのお越しを、心よりお待ち申し上げております♪ 

red cabbage✨

深く美しい紫色。

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その色に一目惚れ⁈ red cabbageを買いました。

色の秘密はアントシアニン
紫キャベツはキャベツと同じように、食物繊維、ビタミンC、カリウム、カルシウム等のミネラルが豊富で、キャベツ特有のビタミンU(キャベジン)を豊富に含んでいます。それらの栄養素に加えて、赤(紫)の色素成分は抗酸化作用が強いアントシアニンで、ポリフェノールの一種です。
●ビタミンC
免疫力を高める
ストレスを和らげる
肌荒れ予防
●食物繊維
便秘の解消
アントシアニン・食物繊維
動脈硬化を予防
●ビタミンU (キャベジン)
胃腸の粘膜を健康に保つ

コールスローのレシピを友人に教えてもらい、家にある材料で作ってみました😊

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教えてもらったレシピは、こちらです。
1/2 cup apple cider vinegar
2 tablespoons sugar
1/4 cup extra-virgin olive oil
2 teaspoons celery seed
Salt and freshly ground black pepper
1/2 head red cabbage, cut into roughly 1 1/2-inch chunks
2 small carrots, grated
1 small red onion, chopped

クルミの食感もなかなか良い感じです。

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サワークリームと一緒にベーグルやバゲットに挟んでみました!

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余った材料は、この時期身体を温めてくれるスープにしました。

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スープマグの保温性で仕上げてみた手間いらずのスープ。色が気になりますが、キャベツとベーコンだけ⁈ とは思えないお味です。

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今年も私のblogにお付き合い頂きまして、ありがとうございます。
寒い季節、温活で乗り切りましょう😊

シルバーベル✨

この時期私はソワソワします。それは大好きな洋梨の季節だからです😊

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真冬が旬の洋梨を求めて、この時期あしげくマルシェに通う私です(笑)。

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ラ・フランスの2倍のボリューム、シルバーベル。寒くなるほどに美味しくなります。
色が黄色くなり、触ってみて全体が柔らかく感じたら食べ頃です。

ひと玉700g✨
ラ・フランス畑の中で発見され、枝変わりの品種である「シルバーベル」。通常のラ・フランスの倍の大きさで、ひと玉700gのボリュームです。

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風邪の季節の救世主、bee products、ビーポーレンを振りかけてみました。

女性の味方✨
美肌を保つためのビタミンCやストレスを緩和させてくれるパントテン酸が豊富に含まれる洋梨は、女性に嬉しいフルーツです。

和梨同様!栄養豊富✨
ポリフェノール
和梨に比べてポリフェノールが豊富に含まれています。また、洋梨に含まれるフラボノール、フラバノール、アントシアニンといったポリフェノール活性酸素を除去し、癌の予防などに役立ちます。
ペクチン
洋梨独特のねっとりとした感じは、ペクチンの水溶性食物繊維によるものです。特にラ・フランスに多く含まれ、便秘や下痢を改善する整腸作用があります。また、血中悪玉コレステロールを低下させる作用により、心筋梗塞・糖尿病・動脈硬化などの予防が期待できます。
●必須ミネラル
骨や歯を構成するカルシウムやリンを多く含んでいます。鉄分も豊富なので、貧血予防に役立ちます。体内で酵素を正常に働かせるために必要な必須ミネラル、マグネシウムも豊富に含まれています。

 

もちろんル・レクチェも大好きです。
写真を撮るのも忘れて、パクパク食べてしまいました!残り三切れ。。

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クロワッサンのバターの風味とヨーグルトのクリーミーさ、ル・レクチェの食感がなんとも良い感じです。

 

ル・レクチェ羊羹⁈

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旬の時期が終わり店舗に並ばなくなったら、この羊羹を楽しむことにしました!

濃いめの日本茶と、よく合いますが、

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クリームをのせたら、コーヒーとも良い感じです😊

 

どうぞ良いChristmasを❤️

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心落ち着つく場所✨America blog⑤

アメリカ旅行のblogも今回が最後です。phytoらしくないテーマもあったかと思いますが、よかったらもう少しおつき合いください😊

締めくくりの5回目は、アメリカで訪れた”心落ち着ける場所”です。

 

本のある場所✨
私は本のある場所が大好きで、そんな空間にいると心が落ち着きます。
そこで今回、NYにある”The Morgan Library & Museum”に行ってきました。
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The Morgan Library & Museum✨
実業家であるジョン・モルガン書物と絵画の個人コレクションを集めた図書館として1906年設立し、1924年に息子のJ.P.モルガン Jr.が美術館として一般公開へ。

この建造物は1966年にニューヨーク市指定歴史建造物となり、同年アメリカ合衆国国定歴史建造物に認定されています。

展示品としては書物や有名人による自筆書類が多く、ウォルター・スコットバルザックディケンズシャーロット・ブロンテなどの草稿、ベートーヴェンモーツァルトの楽譜、また中世の多くの写本や装飾写本に加えて、グーテンベルク聖書3冊を所属しています。

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こんな本を見つけると「どんな内容なんだろう?」と気になってしまいます(笑)

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モダンで開放感のあるスペースではアフタヌーン・ティーも楽しめます。

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余談ですが、東京にあるwhisky libraryでも同じような心地良さを感じました(笑)。library好きなのかもしれませんね

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話が少し外れてしまいましたが、2つ目は”Clean eating” できる場所です。

clean eating 心身を整える食事✨
加工品や添加物の食品を避けたオーガニックや地産品など高品質な食材を食べ、心身共に健康を目指し維持していくことをいいます。そんなライフスタイルが、ここ数年アメリカにひろがっています。

友達お勧め、NYにあるGreek restaurantは、どのプレートも素材の良さがいきています!

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clean eatingできるレストランを厳選している友人ですが、自宅での食事もきちんと出汁をとるなど、”食”をとても大切にしています。そんな彼女の作る和食を通して、”日本食” の素晴らしさに改めて気付くことができました。

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ランチで訪れたnyの和食レストン、”kokage”にいると、京都にいるような落ち着きを感じます。

梅おろし蕎麦と鯖すし。

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私の大好きな場所✨
そして最後は、友人宅のお庭です。この空間に身をおくと、植物に包まれているような気持ちになり、私の心は軽く穏やかになります。
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またここに来れた喜び✨

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今回も忙しいなか、私との時間を作ってくれた友人と友人家族に感謝をこめて、America blogを終了します。お付き合い頂き、ありがとうございました😊

athleisure✨America④

東京にもアスレジャーのなみ? トリーバーチのスポーツラインが日本上陸!(Tokyo mid town)
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アメリカに行くと買ってくるものがあります。それは、運動 & 健康に関するグッズです。
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手作りプロテインボールを食べ始めた私に、友達がオススメしてくれた一口サイズのプロテインバー。おやつにgood😊

プロテインの効能については、以前のblog「プロテインボール❤️」をご参照ください。

ところで皆さんは、”アスレジャー”って聞いたことはありますか?
athleisure✨
”athletic(アスレチック) 競技” と ”leisure(レジャー) 余暇” を組み合わせた造語で、ジムやヨガスタジオで着るウェアを普段着として着ることをいいます。アメリカではスポーツウェアの普段着化が浸透し、女性向けを中心に需要が大きく伸びているそうです。
確かにヨガパンツで街を歩いたり、レストランで食事をする女性を、アメリカでは多く見かけました。

通気性が良く速乾性に優れているスポーツウェアなら、機能的な普段着になりそうですね。
デザインも可愛いいので、コーディネートも楽しめます😊
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このウェアを購入したお店で、スムージーやプロテインバーの試食スタンドをやっていました。
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さっそく味見してみると、とても食べやすく、これなら大人だけでなく子供など誰でも食べることができそうです。
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ヨガで身体をストレッチした後、試食スタンドを出していたgreen & tonicのショップでスムージーを飲みました。
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ジュースやサラダをはじめ、グラノーラなども販売されています。

プロテインを買ってみました。
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そのプロテインブランドのスナック(動物性プロテイン)をドラッグストアで発見!植物派が好きなので購入しませんでしたが、商品自体には興味津々です。

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juice press✨
以前のblog、 ”西瓜 すいか❤️” の際に気になっていたコールドプレスジュースも今回飲むことができました。
water melonは西瓜そのままの美味しさです。
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スポーツ後に最適な飲み物なんですね!

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西瓜のその他の効能については、”西瓜 すいか” blogをご参照ください。

友達の買ったジュースも、表示された内容物通りのストレートなお味で、身体にとても良さそうでした(笑)。

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ドリンクやバーのプロテインをはじめ、サプリ、スープやサラダなど、運動後の栄養補給に最適な商品が揃っています。
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”プロバイオティクス”のサプリも見つけました。

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プロバイオティクス✨
1989年にイギリスのフラー博士によって提唱されたプロバイオティクスは、腸内フローラのバランスを改善し、身体によい作用をもたらす生きた微生物のことをいいます。代表的なものに乳酸菌やビフィズス菌があります。


最後に、私が参考にしていきたいと思った運動に関する記事を2つ😊

細胞レベルのアンチエイジング
「運動のアンチエイジング効果は、細胞レベルで体を若返らせる」
1日30〜40分のランニングを続けるなど少し強度の高い運動をすることで、細胞の若さを維持できることが明らかになりました。

HITT 高強度インターバルトレーニング
High-intensity interval training。
休憩をはさみながら高強度な運動を3〜40分づつすることで、代謝の高い状態を長時間保つことができます。その状態で最大心拍数に達する運動を回復しながら繰り返すことは、脂肪燃焼を促進し有酸素運動の”6倍”の燃焼効果につながります。
短時間で行う高負荷トレーニングは、運動能力を向上させ、グルコース代謝を改善、脂肪燃焼に役立ちます。

実践するにはハードル高そうな運動レベルですが。。。

newsweek参照